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カテゴリ:よもやま話
市内にある実家の2階のダイニングにいる。 流し台の上に、私の名刺入れがある。 勤務先から直接ここに来て泊まったのだろう。 一階から亡くなったはずの父が上がって来た。 私の夢にはたまにこのように顔を出すのだが、今日も元気そうである。 夢での父はにこにこしていて何も話さない。 私は幻ではないかと、父の手を触ってみた。 確かで暖かい感触が伝わって来た。 父は中二階の書斎に消えた。 続いて姉が上がって来て、自分の部屋に入っていった。 姉も本当はイギリスに住んでいるはずなのだ。 私は姉の部屋に行って、 「どうしておやじ生きてるんだ?」と話しかけた。 姉は、「それは個人市民税の話で・・」 あっ、話が全く通じない。 何か暗黙のルールがあるのだろう。 ダイニングに戻ると、私あてに郵送されてきた大きい茶封筒が置かれていた。 差出人に覚えはない。 開封すると、中から同じ大きさの返送用の封筒と、たくさんの郵送された茶封筒の束が入っていた。すべて宛名は達者な筆書きである。 同窓会か何かの仕事が降って来たのか。 私はこれから何らかの作業をして差出人に返送しなければならないようだ。 少し、気が重くなる。 山下達郎のレコードを姉がかけた。 回転がかなりゆっくりしている。プレイヤーに速度調整がついているので中間に合わせるが、どうしても普通の音にならない。 流し台の上にはたくさんの時計が置かれている。 作業にとりかかろうとすると、母が皿に大盛りにした梨を持ってきてくれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 29, 2010 07:40:05 PM
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