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テーマ:今日聴いた音楽(75207)
カテゴリ:邦楽(ポピュラー)
http://www.carmenmaki.com/ 1.六月の詩 突き詰める人生を感じさせる詩がいい、FREEのANDY FRASERを彷彿させるベースラインがいい。 「生ぬるい六月の風~」というところのドスの効いたビブラートが凄い。 2.朝の風景 ああ、この曲にも魅了されたなあ。 印象としてはパステルカラー。 歌詞にもところどころに、「色」が登場する。 ほんわかとした幸せの象徴としての「色」だ。 どこかでその幸せが永続しないことを予感している。 とは言っても首尾一貫して予定調和な曲はこのアルバムにないけど。 「お前の・・ます」なんて日本語が出てくるのも凄いなあ。 ちょっと学生運動セクト内恋愛編という感じもしてしまうではないか。 ここでのキーボはケン・ヘンズレーがひいたらどうだったであろうか、なんて下らないことをふと思ってしまった。 3.イメージ・ソング こんなにイイ曲が続いてもいいのだろうか。だからこそ名盤なのだが。 イントロのピアノ、ちょっと練習不足ではないか? いつも思い出を 隣に腰掛けさせて 話しかけるの 愛していたと この詩・・ここのところ凄くイイです。 4.午前1時のスケッチ いきなりヘヴィな全員ユニゾるリフでサプライズ。 どっかにフォークのテイストもあるね。 何故だ? 「赤茶けた空~」のところが(私のあんまり好きでない)チャゲアスみたいだからだろうか(苦)。 ギターにはもう少しハイテンションで弾いて欲しかった。 ミックボックスタイプなのかな(笑)。 アア~~ッツというシャウトで燃えます。 燃え盛ります(笑)。 5.きのう酒場で見た女 この曲大好きなのであります。 なんか一曲やってくれ、ほいほい、こんなのどーですかという感じの曲。 音も意図的にチープにトイな風に作って、このへんはムーンライダースと共通するものがあるかな? 小品ぽく作っているが歌詞もとてもよくてしっかりと心に残る。 今のほうがわかるかな。 この曲の悲しさよさが。 今夜もあんたはきっと今夜もブルースを歌う 6.私は風 アルバムのハイライト。 あの頃もこの曲になると会話が少なくなってみんなで聞きほれたものだ。 男子校だったので「う~私を抱いて~」の歌詞に大受けしたものだった。 そのフレーズの後、「チュッチュッチュチュルル~」なんて口ずさんだりして。 客観的にみたらさぞかし気持ち悪い光景であったろう。 今でいう「萌え~」に近いものがあるな(笑)。 対象が違いすぎるが、原理は同じ(笑)。 しかし彼女もジャニスみたいにならなくてよかった。 途中シャッフルでギターソロになるところは、やはりパープル(Child in Time)の香りもしますね。 構成も素晴らしく、ロックファン必聴。 ぜひ聴いて下さいまし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 6, 2006 06:09:33 AM
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