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May 9, 2006
テーマ：ヘヴィメタルを語る(673)
カテゴリ：ディープ・パープルファミリー解説
 ジョン･ロード脱退、エイリー加入後初のアルバム。 全体に年齢相応にまったりサウンドなのはやむを得ないか・・。 ８，９，１２と３曲気にいってる曲があるので「買って損した～っ！」とは思っていない。★★★☆ 1.House of Pain おっ、ガツンと入ってきたが、なにげに２期停滞時のアルバム「紫の肖像」みたいでもある。ベースが必要最小限のことしかしてないようで詰まらない。 2.Sun Goes Down これもイントロ威勢良し。レインボー＋サバスという風合い。 しかしこのＡメロはないだろう。 3.Haunted 懐かしいような暖かいような。いい曲である。 モーズのギターも、こういうきっちりした構成の曲だとうまくはまる。 4.Razzle Dazzle つまらんこの曲！とくに中盤のくだくだしい節回しはうんざりする。 5.Silver Tongue イントロのキメは好きじゃないが、メタリックでベキベキした独特のサウンドがいいかもしれない。 6.Walk On 悪くはない。ヘヴィーなブルース。 もう少し重たくやったらどうだろうか。BAD COMPANYが演奏するとハマる曲。 7.Picture of Innocence こういう曲はアリかな。 ギランも「ン～～～」と唸るようになりましたな。トシのせいだろうか。 8.I Got Your Number パープルの場合、イントロがリズムに頼るのはあまり良くない曲の場合が多いのだが、これは間奏のシーンが良い。６０－７０年代のロックを彷彿させる。 ロジャーのベースの仕事ぶりもいい。 アルバムの中では２番目に気に入ってる。 9.Never a Word 私のイチオシはこのナンバー。 イエスじゃないかって？確かに「危機」の頃のイエスに似た透明で牧歌的な美しさがある。 パープル、もう暴力的なサウンドは望めないのでアートロック～プログレ系に転身してはどうかと一瞬真剣に思った。 10.Bananas タイトル・ナンバーながらこれまた「肖像」っぽい。脱力するＡメロ。 中盤以降盛り返すが初回の大量失点が痛い・・ゴールデンイーグルス状態かっ・・。 11.Doing It Tonight ン？イントロはかまやつひろしの「わが良き友よ」に、メロ回しはヒープのRady in Blackに似ている。 リフは良くないがモーズのギターワークはとても素晴らしい。リズムセッションの老化が痛い。 12.Contact Lost ３番目に好きなのはこの曲。 モーズの音色がうっとりさせてくれる。 もう少し長くインストのままで聴かせてほしかった。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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