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オフミの温泉メロディ

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May 14, 2006
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スタッフ!!

昨日あるお祭りのステージでいいジャズバンドを観た。
 家に帰ってから心に残ったこの余韻を広げてやるのにどうすればいいかなと迷った挙句、このSTUFFに手を伸ばした。

発売当時、かなりの話題を呼んだアルバムだ。私の所属していたサークルでも先輩グループがこのアルバムの「How Long Will It Last」をコピーしたりして、まあ、フゥージョンの練習曲になっていたのである。
ちなみにつのだ☆ひろ氏のドラム・クリニックという    
アルバムにもこの曲がテイクされている。
イントロのスネアのクローズド・ロールから始まり、両手16ビートやオープンハイハット裏打ち、ライド・シンバルのカップ裏打ちと、確かに基本ワザ習得にもってこいのナンバーだ。しかもフックが強いからやってて楽しい。

さて、このバンドについてはいまさら言うまでもないかもしれないが、ニューヨークを中心に活躍する最高レベルのスタジオ・ミュージシャンによって結成されたもの。
なにしろ当時TVで流れているコマーシャルの50%は、彼らの誰かが演奏していたもの。

CORNELL DUPREE G.
GORDON EDWARDS B
STEPHEN GADD D,Per
ERIC GALE G
CHRISTPHER PARKER D,Per
RICHARD TEE P

いまさらながら凄いメンバーだ。
寿司でいえば本マグロのトロとアワビとウニ・・(アホか~っ!)
こういう人たちが集まるからといって、ワザとワザの火花の散るようなぶつかり合いを期待してはいけない。
K-1でもなければ、スティーヴ・ヴァイもゲイリー・ムーアもいないのだ(何を言っているのか)。

最高級の玉露を味わうつもりでリラックスしつつ、しかし敬意を表していいオーディオで極上のオトに身を委ねよう。
特に光っているのはリチャード・ティーのピアノだ。
 陳腐な言い方だけど、何べん聴いても新しい発見がありますぞ。自分で楽器を演奏する人は特に感動が深いでしょう。
★★★★★。

 
1.Foots

 うむ~、すべての演奏が最適な形で作品にかかわっている。
特に好きなのはエリックゲイルのおっさんのまったり鋭いリードと、コーネル・デュプリーのきめ細かい職人技のコード・ストロークのギターの共演。
ピアノのフレーズは実に躍動的でかつ精緻だ。
スネアのスチャ!というオトは浅胴をデリケートにチューニングしたヤツでないとこうは出ない。
 
2.My Sweetness

 メローとファンキーの交錯が最高に気持ちイイ。
 リチャードの曲だが、キャッチー、聴き応えがある。
 フェンダーローズの音色も楽しさ満開。

3.(Do You)Want Some of This

 極めて骨太なファンクだ。このベース、練習してみたくなるな~。
 指力が太くないと、こういうオトはなかなか出ないだろうな~。
 そうそう、思い出した、当時ゴードンは「テクより味の人」という評判であった(笑)。
 ギターのカッティングも一音ごとに多彩なオトが出ていていくらでも深く味わえる。
 後半はリチャードの独壇場。
 「もしもピアノが弾けたなら」・・リチャードの演奏を聴いてやめてしまうだろう(笑)。

4.Looking for the Juice

 この曲、日本の曲の何かに似ているような気がするんだけど、思い出せない。
 甘い香りのする佳作だなあと思ったらタイトルが・・なるほどネ。
 
5.Reflections of Divine Love

 最高のミュージシャンたちの余裕が感じられるリラックスした演奏。
 このピキュイ~ンという音色はエリックゲイルか。

6.How Long Will It Last

 前文ではドラムのことを言ったが、聴きこんでいくと、ギターもピアノも本当に凄い演奏をしている!!
 しかし中盤ギターソロのベースのオクターブ奏法+オカズ
 ンーパ、ンーパ、ドリドリドリ~のところ、一箇所こんがらがってるところめっけ!(笑)。
4回転に失敗したので、それ以降3回転ジャンプに軌道修正か。まさかね(笑)。
ギターソロ後半のリズミカルなピアノ伴奏は圧巻!!コメント聴きながら4回も連続して聴いてしまった。

7.Sun Song

 ここでもリチャードのフェンダーローズのオトが気持ちよく体を揺らしてくれる。
 ひたひたとしたドラムもね。おいしい紅茶を飲みたくなってきます。

8.Happy Farms

 こういうリズムは何といえばいいのかな。8ビートのスイング?こういうノリって、当時かなり新しかったんじゃなかろうか。
  
9.Dixie /Up on the Roof

 最後はメローに締めくくり。このナンバーで優しいアンサンブルを聴かせてくれていたRICHARD TEEが1993年7月に(49歳で!)、ERIC GALEが1994年5月に他界。つくづく惜しいミュージシャンだ。





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最終更新日  May 15, 2006 05:13:56 AM
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