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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:海外情報
釣魚台国賓館・・ 中国を訪れた国賓クラスのVIPが宿泊する迎賓館。 1958年、国威をかけて建設された。 1972年、日中国交回復の際に田中角栄首相が宿泊。敷地はなんと43万平方メートル、そして7万平方メートルの湖面を囲んで18棟のゲストハウスが点在。 調度品も国宝クラスのものが館内のいたるところに飾られている。 今は場合により、一般客の宿泊も可能になっている。 しかしセキュリティの厳しさは、さすが国賓館。 敷地に自由に出入りすることはできず、入り口にはいかめしい番兵が不動の姿勢でかまえている。。 その日許可されたクルマのナンバーを暗記しているとか。 「一度敷地から出ると、入るのがやっかいですから出ないようにしてください」と説明される。 敷地の芝生がいつも青々しているようにと、無数のスプリンクラーがこれでもかといわんばかりに水をまいております。 北京は深刻な水不足だと聞いていたけれど・・中央政府に逆らうものなしですな(笑)。うかうかしていると水を浴びるので要注意。 私がここで一番印象が強かったのは、この恐ろしい数のスプリンクラーだった。 人口湖もスゴイ。私は贅をこらしたこの趣向を見て、よく中国歴史に繰り返しでてくる、 皇帝が美しいお妃にぞっこんになる→お妃を美しい風景を楽しもうと贅沢な別荘を建てる→民を酷使、または血税を絞りとる→皇帝の人望が失落→兵力・国力低下、国家滅亡 このような中国史のパターンを思い出してしまった。 ここで漢詩のひとつもひねり出せるとよろしいのだが・・。 続く。 (北京新聞大厦酒店より投稿) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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