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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:海外情報
いまさらご紹介するのはあまりにもベタベタだが、せっかく写真を撮ったのだからぜひともお見せしたい。 ここを訪れるのは15年ぶりである。 明(1368-1644)の永楽帝が15年の歳月を費やして1420年に完成させた。以後、清の末代皇帝溥儀まで500年、24人の皇帝がここで暮らした。面積約72万平方メートルの場内にある60の殿閣には、9000あまりの部屋があるといわれる。 当時皇帝は疑うべくもなく神様であり、神を象徴する色は紫。 一般人が神に近づくことも紫を身に纏うこともタブーであることからこの宮殿は「紫禁城」といわれる。 清の時代、DEEP PURPLEなんて名乗ろうもんなら縛り首だったのだ(笑)。 これは入り口のひとつ、「午門」。 唐獅子も迫力があります。左側がメスです。子供をあやしているでしょう。 大理石の手すりの外側にはこういう彫刻が無数にあります。 これは、なんと排水口。 廊下にたまった雨が竜の口から吹き出す仕組み。 アイデアですな。維持費がかからない噴水。 一度土砂降りのときに見てみたいものだ。 たくさんの門をくぐり、30分ほども歩いて、やっとたどり着いた「本殿」は北京オリンピックに備えて全面改修中。 見えますのは実物大の絵でございま~っす。 しかし・何もそこまで・・。古いものには古いものの良さが・・。 本殿の裏に回っても、まだなお美しく連続する屋根、屋根・・ ゆるやかなカーブと瓦の黄金色がとても素敵である。 観光地で見かける警察のカート。 か、かわゆい・・。これに警官がむっつりした顔でぎっちり乗っていると、なんとも滑稽な感じ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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