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テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:ビートルズファミリー解説
このアルバムの中ではポールがジョン的な、ジョンがポール的な曲を作るケースが多いような気がしています。
8. Happiness is a Warm Gun ハッピネ~ス、イザ、ウォームガ~ン。 なんか卑猥な曲だけど、甘美なコーラスを大真面目に入れているところがおかしいです。 そしてエンディングなんかもやたら美しかったりします。 高らかに歌いあげるなっつーの。 3つの違う曲を継ぎ合わせて作ったというから驚き。 麻薬注射を意味しているということで放送禁止になったりしたらしいです。 ジョンの意図はそちらのほうにはなかったようですが。 結構好きな曲。 9. Martha My Dear 大好き曲その3. ポールの愛する牧羊犬のことを歌ったナンバーです。 どうしてこれほどロマンチックな曲をつくれるのか? どうしてだかわからないくらい、この曲に惹かれています。 特にsilly girl・・のくだりのメロディは、本当にとろけてしまいます。 ピアノ、ドラムス、ベース、ギター、ボーカル、手拍子は全てがポールの手になるもの。 10.I'm So Tired ジョンがインドで瞑想の修行をしていたとき夜も寝られなくなり、そのときの心境を曲にしたジョン100パーセントの曲。 ポルター・ラリーのヤツめ、呪い殺してやる、って何のこっちゃ・・。 11. Blackbird 大好き曲その4.超名曲だと思います。 高校の音楽の授業で先生が流したのを覚えています。 音楽室のオーディオは、とてもいい音がしました。 先生は自分のお気に入りの曲をなんとかこのアホな生徒たちに聴かせたかったのでしょう。 いい商売ですね・・。 12.Piggies ジョージの手になる曲。 人間をブタになぞらえて思い切り罵っているくせに、このビバルディのような優美なオトづくりはどうしたことでしょう。 エスプリが効いています。ジョージもこういう曲を作るのかな、とちょいと意外。 13. Rocky Raccoon 女を寝取られ、決闘を申し込んだもののあっさり敗れたなんとも情けないロッキーの話。 名づけて「後ろ向き版ロッキーのテーマ。 メロはなんともハッキリしませんが、歌詞カードを追いかけながら聴いているといい感じになってくるから不思議であります。 14.Don't Pass Me By これはリンゴ。 歌もドラムもガンバっています。 バックグラウンドはまったく違いますが、ザ・バンドの曲を彷彿させる土のニオイがします。 ヴァイオリンはジャック・ファロン。 15. Why Don't We Do It in the Road? たった2行の歌詞、3コード。 ビートルズ版パンクでしょーか。 なんで人間て道端でアレをしないんだ? この曲については、ジョンがスタジオに着いたときにはポールが全て作り終えていました。 そういうときはジョンはいつもやりきれない思いがしたと語っています。 16. I Will 大好き曲その5. さりげないけど美しい、天上の旋律。 ポールもこの曲をとても気にいっているらしいです。 ベースの音も一音階を何分割もした音階を奏でているような微妙なニュアンスを表現しています。 17. Julia 大好き曲その6. ジョンが事故死した母親とヨーコのイメージをだぶらせて作った曲だそうです。 それにしてもこのボーっとした歌い方・・。夢うつつの世界である。 DREAM♯9に通じますね。 こんな風にアコギを弾いてみたいもの・・。 ・・続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 12, 2010 08:21:32 AM
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