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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:海外情報
中国では土産物屋では絶対に買物をしてはいけません!
特に現地の旅行会社が休憩場所代わりに寄る土産屋が要注意です。 まず売り込みがしつこい!! 「ただ見るだけ、目の保養ね」とかなんとかいいながら、マンツーマンでどこまでもべったりと付いてきます。これは何べん経験しても不快なものです。 それから値段に注意。 もともと中国では「値切って買わないのはバカ」という習慣があり、売るほうもムチャクチャ値切られることを前提として、5倍以上の値付けをしていることがザラなのです。 半分にする、3分の1にする、といわれて喜んでいるあなたはカモですよ!! 今回私と動向した人の中にも、土産屋で買物をしたために非常に不愉快な思いをしているケースをたくさん目撃してしまいました。 ハルビンでチョコレートボンボン、40元のところ3つで100元と言われ、こりゃ安いとまとめ買いしたケース。ひとつ33元だわね。 で、空港の搭乗口の売店で売っている同じチョコはいくらだったと思います? 一箱5元! 100元だせば3箱どころか20箱も買えたのでした。 その人はもう、泣きそうな顔をしていましたね。 もう一人は二百三高地のてっぺんで売っている歴史写真集、150元。 これも大変重い思いをして下まで運んだ挙句、大連の空港でまったく同じ本が売っていました。これが30元!! だから土産は空港、日用品はパーキングエリアがいいですよ、と言っているのに・・。 大きなパーキングエリアはまるでスーパーマーケットになっていて、そこでは極めてりーズナブルな価格の商品が並んでいるのですから。 著作権無視の商品の乱造もそうですが、こういう商売のやり方がどれだけ中国人の信頼を損ねているか。 逆パターンでトラブルを起すケースもあります。 中国人の日本ツアーでガイドが気をつけなければいけないのは、買物そのものの現場には絶対に立ち会ってはいけないということらしいです。 Aさんがあるビデオカメラを5万円で買ったとしよう。 ホテルに戻って観光客同士で話をしているうちに、Bさんが別の店で同じ品物を4万9千5百円で買ったという話を聴く。 日本人だったら、「あーあっちの店のほうが500円安かったのねー」で苦笑いというところでしょう。 ところがだ、驚くべきことにAは夜の八時だというのにガイドを呼び出し、もういちど店に戻ってビデオを返品し安いほうの店で買い直したというのです。 何の理由もなくてもキャンセルして品物を戻しにいくケースなどはザラ。 私も一度苦い思い出があります。 私は旅行会社の人間ではありませんが、一度中国人の団体をあるディスカウントの洋服屋に立ち寄らせたことがあります。その店は日ごろギリギリまで値引きしていたのですが、外国からのお客さんだからというので少しだけさらに引いてあげました。 しかし中国客のほうは承知しないばかりか、「これしか値引きできないのはおかしい。この店はぼったくりだ」と大勢で声高に主張し始めたのです。 店主はせっかくホスピタリティのつもりでギリギリまで値引きしているのに、あまりの言われようにカンカン、みんな出て行ってくれ!!という騒ぎになってしまいました。 中国に関してこういう話は本当にうんざりするぐらい聞きます。 正直、民度は平均的にはまだまだだと思います。10年、20年の話ではなく。 ただ、そうした中にも驚くほど礼儀正しく、能力と人徳の高い人に出会うことがあります。 そういう人たちは、中国のどこに問題があるかもきちんと知っています。中国と日本の関係を本気で健全なものにしようと願っているのです。 私はそういう人たちとは、きちんと礼節を持って親しく接していきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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