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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:海外情報
清の初代皇帝である太宗ホンタイジとその妻・孝文端皇后の陵墓。北陵は瀋陽の中心部から北にあることからつけられた通称で、正式名称は昭陵という。 皇帝が自ら風水を調べ選んだ場所。 皇帝が死ぬと夫人もご同伴するのが当時の慣わしで、第三夫人が最も愛されていたが、あまりに歳が若くかわいそうだというので一番年上の第一夫人が順当に(?)「ご一緒」することになったそうだ。 アーレー! 孝文端皇后はまだ39歳の若さだったという。 2004年にユネスコの世界遺産(文化遺産)の明・清王朝の皇帝墓群の一部として追加登録されたが、そのときの話が面白い。 審査員が下見に来たとき世界遺産に通るにはもっと古めかしく見えないといういかんというアドバイスをもらい、石塀などが擦れたような感じに、わざわざ白いペンキを塗ったそうだ。 Who knows?の精神ですな。 これがお墓。手前の塀に白いペンキが・・。 ここも自然に樹木が茂っていたものを、最近「どこが墓だかわかりにくいだろう」という役人の一声でこのようにコンクリかなんかでのっぺりと固めてしまったらしい。 オイオイ世界遺産だろー! 「アカシアはよい。健康と長寿の木だ」といわれ2本だけ残してある、というのだが・・。 なんだかなー・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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