1226701 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

オフミの温泉メロディ

オフミの温泉メロディ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カテゴリ

コメント新着

お気に入りブログ

湯谷温泉 旅館ひさ… New! araiguma321さん

The Zombies - Hold … ken_wettonさん

人生半分・・・・ま… ララオ0181さん
「人生の一日」  か… カマタアキヨシさん
アラフィフおやじの… 高島平さん
ると小屋(☆゚∀゚) りと様さん
Jun 21, 2006
XML


VAIは一時期「これぞ究極のギタリストの姿!」と思い何枚かアルバムを買った。
このアルバムでのメンバーがVo:Devin Townsend Bs:T.M.Stevens Ds:Terry Bozioと、これでもかというくらい濃い方々ばかりで、思い余ってドラムをフロイドのニック・メイソンあたりで中和したくなる(たぶんそれじゃイカンでしょう・笑)。
 ボーカルのデヴィンはSVからのオファーがあるまで、ギタリストとして活動する予定で、すでにアルバムの契約までしていたらしい。

 このアルバムはカーステレオやウォークマンなどで聞き流してはいけない。音楽的な美しさを感じる以前に、

「このたびのアルバムは新たなアーキテクチャーの採用と先端プロセスの融合により、高性能/多機能を短納期・低コストで実現できる新プラットフォームの・・」

と、高性能デバイスのプレゼンを受けているような心境になってしまうのだ。

しかし、ヘッドホンで丹念に音を拾っていくと、やっぱりなかなか素晴らしく、さらにCDの解説書を読んでいるとますます好きになってくる。
非常に高度で複雑なメッセージと原始的な快感を呼び覚ます信号を盛り込んだ力作だ。

ヴァイはうるさいだけの男ではない。

では、そこに紹介されていたSVの曲コメントを織り交ぜつつ感想を。
★★★★☆

1. 2.An Earth Dweller's Return ~Here and Now

SV:「リフのアイデアをストックした500本くらいのテープから適当に引き出したモノが元になっている。意味するところは、今、この時点こそが行動を起こすべき時・・過去は歴史の一ページに過ぎないということさ」

スティーブ、光臨!という感じの荘厳なオープニングののち、すかさずテンション全開。
このナンバー、実にカッコイイ。
「怒涛のロック」とでも言おうか。
ボジオ機械的だが高性能。
筋肉ベキベキのベースも頼もしい。

3.In My Dreams With You

SV:「バークレー時代の友人との共作で、デズモンド・チャイルドが歌詞で協力してくれた。」

イントロはちょっと驚くが基本的にメロが良く、耳に心地よいナンバー。
ボーカルいいけど、ときどきなんでこんな風に歌い回すかなーと思うこともあり。

4.Still My Bleeding Heart

SV:「不治の病で寝たきりになっている少年がいて、彼が僕のファンだと聞かされたんだ。その後、病院に直接電話して彼とハナシたんだが、残念ながら2カ月後に亡くなっってしまった。その事について、親の立場で書いてみたのがこの曲なんだ。音楽的には、これぞ僕の神髄という仕上がりになっていると思う」

うっうっ、スティーブ、いい奴・・。

In the name of love
Still my bleeding heart
For the love of God
Still my bleeding heart

愛という名のもとに
僕の心は痛み続ける
神への愛のために
僕の心は痛みつづける


こういうコンセプトなのに感傷的なバラードにならず神に問いかける戦士の物語に仕立てているところが却って感動を誘う。
このアルバムのハイライトだと思う。

続く。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jun 21, 2006 08:52:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[洋楽(ロック・クロスオーバー)] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X