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オフミの温泉メロディ

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Jun 22, 2006
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5.Sex and Religion

SV:「セックスは正反対の意味をはらんでいる。美しい愛という意味があるけど、それは同時に、心の中にあるエゴによって歪んだ形にもなっていくんだ。これは宗教にもいえることで、この2つの言葉を並べるのは、とてもパワフルな声明だと思ってる」

一曲で5曲分くらいの中身がある曲だ。
ロック・オペラのようでもある。
この曲は歌詞とかをしっかり聴いて味わったほうがよさそうだ。
一部をここにご紹介。

Must you make a desision
Between sex and religion
Why can't you love God in your bed?
Well Jesus Christ
Is in your bed tonight
To bring back from the dead.


6.Dirty Black Hole

SV:「より高い精神性を手に入れようとする人間一般の願望を書いた曲。"Dirty Black Hole"は、その昔僕の考え方が存在していた場所なんだよ」

この曲は良し!初期のスコーピオンズを思い出すテンションと暴力性がある。
構成もなかなか高度で飽きさせない。

7.Touching Tongues

SV:「この曲・・元々歌詞からスタートしたんだけど、結局巧くいかずギターで演ることになったんだ。タイトルのような親密さをギターで表現してみたわけさ」

 私はまったく対極にいる「高中正義」の曲を思い出してしまった。どことなくトロピカルな味わいだしギター音にやさしさ、煌めきがある。
 非常にいい曲だ。

8.Just Cartilage

SV:「現時点では、頭の中にイメージがあるだけなんだけど、昨日日本のフォーク(民謡?)音楽のCDを買ってきたんだ。そこから何かヒントを得て、自分なりのひねったメロディを考えてみようと思う」

この曲は日本盤用のボーナス・トラック。そのワリにはオマケ的なところなく、気にいった。
そもそも、何の民謡だ?
ジミヘンのブードゥーチャイルドのようなずっしりしたリフが魅力的。
とくにベースのオトが気に入っている。この曲をベックが弾くとどうなるかな?とふと思った。
 
9.State of Grace

SV:「マスタリングが11時からという朝の3時にスタートして、4時に書きあがった曲。その前2日間、一睡もしてなくて、いわゆるキレた状態なんだけど、だからこそエモーションが出たかも」

 この曲もちゃんとステレオでオトを拾うような聴き方をしたほうがいい。
 カーステとかで聴くとなんじゃこりゃ?だもんね。

10.Survive

SV:「単純に、ポジティブなメッセージを持つシンプルなロックだね」

 シンプルなロックといってもいわゆるロケンロールではない。
 横浜銀蝿とは違う。ただし聴いていて単純に楽しむことはできる。
 エンディングがこれまた大笑いできる。

11.Pig

SV:「豚という動物はいつも泥まみれだろう?丸っきり自由、何の束縛もない訳だよね?彼らのそういうところから、僕たちは何かが学びとれるんじゃないか・・そういう歌なんだ」

もっともヴァイらしいエキサイティングでエキセントリックなナンバーだ。
曲はわかりにくいが、ギターの多彩な技巧を楽しむならこれだ。
がんばって続けて10回聴こう!

12.The Road to Mt.Calvary

SV:「キャバリー山というのは、イエス・キリストが十字架に架けられた場所なんだけど、キリスト教の一部始終をサウンドで表現したものなんだ。批判を浴びることになるかもしれないけど、僕なりの表現なんだ、気にはしない」

これは高度なプログレだろう。こんな曲、ヴァイでなければ作れない。

13.Down Deep into the Pain

SV:「生きていく中での悲劇、肉体的、精神的な苦痛、そういうものは僕たちを進化させていくものなんだ。」

このコメントは12を聴いていて感じたことだ。悲劇が人間を(神にむけて)進化させる・・音楽による悟達の表現だ。12はね。

13はなんとも難解なナンバーだ。さすがにここまで来ると私も方向感覚を失ってしまう。
実際にSVの次男のキーナン・ファイアーが生まれたときの様子を録音していたものが挿入されている。ヴァイの笑い声は意外に素直なものだった。

14.Rescue Me or Bury Me

SV:「基本的には、ある女性との愛を回想している男の話なんだけど、二重の意味が隠されているんだ。この曲には長いギターソロが入っているけど、ああいうヴァンプが凄く好きなんだ。」
 
なかなかに高度な構成を持った美しい曲だ。
これはロックのユニットを使ったクラシックなのだ。
なんとなくヒザを揃えて「鑑賞させていただく」モードになってしまう。

なおヴァンプというコトバを初めて聞いたのでネットで調べてみると、あるサイトにこういう風に書いてあった。

「次の曲に移る時に、メンバーの誰かが喉を潤していたり、楽器の調整などをしてるので曲が始められないことがあるが、次にやる曲は決まっていて、その前触れをリズムセクション等がやるのが、ヴァンプである。」
 勉強になりました。





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最終更新日  Jun 23, 2006 07:41:45 AM
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