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テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:洋楽(ロック・クロスオーバー)
オアシスのファーストアルバムである。ツタヤでもらったハンドブックを読むと、相変わらず大仰な文章が載っている。 「野放図で収束を拒む不遜なほどの自信と野望が漲った一枚。そして世界は彼らのものに。」 ぶはっは~、本当に聴いたのか、オイ! そりゃないだろうが。 メロディはビートルズ直系と評されることもある。 なるほど、初期のメロに共通する部分もある。 でもこのアルバム、続けて聴いているとどの曲も同じに聴こえてきてアキルんだなあ・・。 ビールの「淡麗生」を10本続けて飲んだような気分になる! と、思っていたら日本盤では4曲目と6曲目にボートラをはさんでいたのだった。 なんという余計なことを! これが「ないものとして」聴いたらずいぶんすっきりした。 それでも私との相性がイマイチです。★★★。 1. Rock 'N' Roll Star 私はこういうストレートなロックンロールはあまり好みではないが心地よい方だろう。 ベースのカパカパした音もナイスかな。ヘッドホンでキッチリ聴くといろんな音の工夫があることを発見する。 2. Shakermaker RPGで「ふしぎな村」に迷い込んだときのようなシュールなイントロが印象的。 テンポをわざとゆ~っくりに抑制して成功。 3. Live Forever オアシスの大ヒット曲。 確かに、メロの流れはこの曲が一番気持ちがいい。 とくにエンディングのリフが「Watchtower」みたいなので私としてはそれに便乗してギターソロに突入して欲しかった。ロックの文法にこだわりすぎか。 4. Up in the Sky これも初期ビートルズ系の曲か。一曲だけ切り離して聴くとどれもキャッチーなんだろうけど、そろそろ「ごっつぁんです」という感じになってくる。 5. Columbia イントロ等でサウンドに面白さがあり、まあいつものパターンだが悪くはない。 6. Supersonic リフはホワイトスネイクの「Fool for Your Loving」、フレーズはジョージ・ハリスンの「My Sweet Load」のようなのが出てきてにやり。 7. Bring It on Down アルバムの中ではテンションの高い曲。こういう曲をライブでやればノルだろうな~。 録音の仕方もライブな感じになってないかな? 8. Cigarettes and Alcohol うむ~ゼイゼイ・・。これなんかは金太郎飴っぽくないかな? 9. Digsy's Dinner これは初期ビートルズではない60年代ポップスを彷彿させる。これなら気分転換。 10. Slide Away こういう風に中間部のギターが入るとずいぶんイイ。 中間部だけデイブ・メイソンの曲のような感じになります。 サビのメロもいいですな~。 11. Married with Children さりげない曲だけどアルバム中の他のナンバーとは全然印象が違うので矢鱈とよく聴こえる。こういうのを真ん中あたりに入れてもらうとよかったが、これはこれでデザートとして必要だろう。ところどころに深いエコーがかかる処理もいい感じになっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 24, 2006 07:01:11 AM
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