|
テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:ジェフ・ベック解説
【CD】ジェフ・ベック・グループ/ジェフ・ベック・グループ<2006/1/18> 1.Ice Cream Cakes クール・アンド・ビューティな曲。 よくこういう曲ができたもんだと思う。 コージーのドラムがいちいちツボを心得ていて見事。 ハイハット・ワークのシャープなこと! ジェフのギターも気まぐれというかアイデアに満ちているというか、すべて直感で演奏しているんだろうな。 論語でいうと「心の赴くままに従いて矩を超えず」というヤツか・・。 2.Glad All Over このファンクなベースがまた素敵だ。 このちょっとあとだったらスラップで処理するかな。ブレイクからドラムが入るところのリズム、難しくはないけどけっこうバタバタしてしまうケースもある。ここではスキッと決めているのはコージー、さすが。精密な手足だ。 3.Tonight I'll Been Staying Hear With You 一聴するとシブい普通のバラードだが、このころのべックは絶好調。実に多彩なギターワークにシビレます。 ギターを実際に演奏できたら、もっと細かく味わえるんだろうな。 4.Suger Cane SLYにちょっと通じるものがある作品かな、と感じた。 いや、今まぶたにはなぜかパープルの「嵐の使者」が浮かんだ。 ほんのわずかなオトの断片がそうさせるのだろう。 中途にコンガだけになるところが好きなのだ。 5.I Can't Give Back The Love I Fell For You この曲を聴いていたら「第九」も聴きたくなった。 なんだろうね。でも凄く気に入っている。 6.Going Down おっ、これは2005年に来日したときのアンコールナンバーだったね。 シンプルな曲だけにベックはもうなんでもやり放題です。 ああ、なんとセンスのいい絶妙な演奏。ただ速いとかブッとんでいるというのでなく、音色、リズム、タッチすべてが即興的でありながら「これしかないっ」と思わせる確かさがある。 7.I Gotta Have A Song スティービーワンダーのオリジナルらしい。モータウン・サウンドですな。 私はこういうメロを聴くと元気が沸いてくる。 ボブ・テンチのボーカルもバッチリですな。 ロッド・スチュワートより私は好きだ。 ここでもコージーの演奏が光る。 このシャキシャキしたもぎたてのハイハット!って・・もいじゃいけないか(笑)。 8.Highways 後半からのピアノソロがシブくて非常に好きだ。 9.Definitely Maybe このままブローバイブローに繋がってもおかしくなかったなあ~。と思う。 熱心なベックファンでBBA時代を親の仇みたいにいう人がときどきいるが、こういう演奏を聴くと、確かにこのまま行ってくれ~っ!!という気持ちになったのもうなずけないこともない。 メロディ、トーンの華麗さはこのアルバム中白眉だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 8, 2006 05:21:59 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ジェフ・ベック解説] カテゴリの最新記事
|