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テーマ:温泉について(1666)
カテゴリ:その他の宮城の温泉
旧三本木町にある日帰り温泉施設。
以前温泉宿だったものをリニューアルしたとのことでなかなか風格がある建物だ。 泉質は近くにある「花おりの湯」と同様で、単純温泉というのが信じられないような濃い茶褐色をしている。そうそう、以前解説されていたっけ、このあたり、温泉が亜炭層を通過して沸いてくるので植物の成分が溶け込んでいるのだ。 施設全体が「花おりの湯」と比べやや狭い感じがする。 広々、のんびりできるのは「花おり」に軍配。 ただ、こちらは主人が湯の炭酸を逃がさないよう工夫しており、よりフレッシュで濃厚な感じがするのと、近くから配達されるらしいおいしい中華料理というアドバンテージがある。ただし昼時は時間がかかるので注意。 今回は風呂で刺青のオジサンと隣りあってしまった。 (刺青、暴力団関係、お断りと書いてあるのにな~・・でもまあ、足を洗った人かもしれないし、気にしないようにしよう・・自然体、自然体!)と念じていると、 サウナから出てきた、同じく刺青を背負ったお兄サンがドスの利いた声で「ちわっす!!」と隣の人に挨拶をした。 (うっ・・「現役」ですかい・・少なくとも入浴7人中2人がそのスジとは・・。) 私は神妙になった。 少なくとも、洗い場で操作を間違えて隣に冷水のシャワーを浴びせるなどという狼藉はつつしまねばならぬ。 休憩所でもそうだ。 仮にもジュースをこぼしてこの方々のズボンに浴びせるなどという粗相があってはならぬのだ。 そう思うと、私の「くつろぎ気分」は一気に減退してしまった。 しかし、せっかく来たのだ。 私は意地を発揮し、皆様から少し離れたところで仮眠を取り、もう一度きっちりお風呂に入ってから帰宅したのだった。 ただし二度目もけっこう入浴者がいて風呂の写真は撮ることができなかった。 (写真は施設のHPより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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