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テーマ:☆仙台☆(1714)
カテゴリ:よもやま話
土曜日、街なかのあるイベントに出席する用事があって、一時間ほどぽかりと空いたので久しぶりに仙台市の名所「瑞鳳殿」を訪ねた。 伊達政宗公(1567~1636)は永禄10年米沢城に生まれ、18歳で伊達家を相続。 その後、岩出山から仙台へと居城を移し、仙台藩祖として伊達62万石を築いた。東北南部を中心に諸勢力を平定し、「独眼竜政宗」の異名を轟かせた。 伊達政宗公は寛永13年70歳で生涯を閉じ、翌年その遺命により経ケ峯に霊屋が造営された。 瑞鳳殿は、昭和6年(1931)国宝に指定されたが、昭和20年の戦災で惜しくも焼失、現在の本殿拝殿・涅槃門・御供所(資料館)は、昭和54年に再建されたもの。 経ケ峯は広瀬川の清流に囲まれ、大都市の中心部にありながらホトトギスやウグイス等がさえずる閑静な地。藩政時代からの杉木立がそびえ立ち、石造りの階段が続く参堂を登る。 おお、深い木立に光を遮られ、7月末というのにアジサイが咲いていた。 瑞鳳殿本殿、拝殿は桃山様式の威風を伝える廟建築は目を見張るほど端正かつ優美で、訪れるものを感動させる。 このほか、二代藩主・伊達忠宗公の霊廟である「感仙殿」、三代藩主・伊達綱宗公の霊廟である 「善応殿」なども拝観できるが、残念ながら現在修復作業中で風情のない状況になっている。 しかし、深い杉木立、涅槃門、本殿拝殿、資料館だけでもかなりの見ごたえがあり、仙台においでの際にはオススメのスポットである。 境内には経ケ峯をぐるりと回る散策路も整備。 個人での拝観料金は大人550円、高校生400円、小・中学生200円となっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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