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オフミの温泉メロディ

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Aug 2, 2006
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 ジェフ・ベック・グループ、レインボウ、ブラック・サバスと一流のユニットばかりを渡り歩いた凄腕ドラマー、故コージー・パウエル師匠のベストアルバムです。

 だいたいドラマーのソロアルバムには当たり外れが多い(さらにいえば外れが多い)というのが相場で、コージーのアルバムでも結構駄作が入っているものもあるのです。

 これはアルバムの中から出来のいいものだけを選定しているのでバッチシです。
 コージーの持ち味はやはりテクより「音質」と「インパクト」にありですね。
★★★★☆

1.Theme One
 この曲はなんだかASIAっぽいなあ。といったらコージーに怒られますか。

 ここでのドラムサウンドはまあ、彼でなくてもまあ、ダブル・バスを扱うプロのドラマーなら出せるものでしょう。中間、ちょっとクリームの「ホワイト・ルーム」ぽくなるところが面白いです。ジャック・ブルースにリスペクトしたか。

2.Killer
 ベックのTHERE AND BACKのような曲づくりでなかなかいけています。
 ギター:ゲイリー・ムーア、ベース:ジャック・ブルース、キーボード:ドン・エイリーという超豪華メンバーです。こういうシャッフルのノリはコージー得意中得意だが、ちょいと3連符の同じようなオカズが続きすぎですかね~。
 ジャックブルースのベースは相変わらずよく歌っています。

3.Sweet Poison
 穏やかな前奏はクオリティを感じさせますが、中盤、全員、よーい、どん!になってからはやや曲の造作がチープな感じもします。

4.Loner(ジェフ・ベックに捧ぐ)
 ここのハイライトの一つ。メロが圧倒的にキレイだし、演奏の中身も濃いです。
 ちょっとAメロはキレイすぎて「西城秀樹ベスト」って言葉が浮かびましたが・・(笑)。

5.Over the Top
 ELP風クラシック・ロック。ソロをやるときの定番「1812年」ですね。
 コージーのドラムはパーマーと違ってビシビシと決まっていますが、私としてはもうちっとひねくれたフレーズがあってもいいかなという気もします。

 ドラムソロではなんと言っても序盤のハイハットビシビシのオトが光っています。

 後半のバスドラ、タムの乱れ打ち(笑)はシカケがあって、左手がタム専科のまま右手がタムとスネアの間を往復しているのであります。タカドドダカドド・・。

6.Cat Moves
 このあたりから良くなってくるぞっ!
 こういうリフの曲はプレイヤーが自分の力量、個性を出しやすいのですね。
 キーボソロよりギターソロの「うねり」がよしっ!(ギター:ジェフ・べック)

7.Sunset
 この悠々としたスケール感がいいねですえ。うん、サンセットという感じです。
 ギターソロのキュイイ~~ンっ、というフィニッシュがセクシーです。

8.Hot Rock
 イントロでクラクラ・・。そのあとファンキーなリフ。感覚のおもむくままに弾きまくるギターソロが凄まじいです。

9.Blister

 このへんずっと、イケる曲が続きます。モータースポーツがテーマの突っ走り曲。
 こういう超高速シャッフルは手足のバランスがよほど良くないとバタクタになりますが、そこはさすがに高性能な肉体です。どこまで回転上がってもシャッキリしています。

10.Up on the Downs
 しっとりした曲の中で、コージーのドラムがマッチョすぎに聞こえてしまいます。

11.Formula One
 こういうツインギター風のイントロ、ロックの古典を思い出させます。ウイッシュボーン・アッシュとか。珍しくシンセ・ドラムを使っていて、やはり音質へのこだわりをみてとれます。

12.Dartmoore
 「BLOW BY BLOW」に入っていそうな、メロの気もちいいナンバー。
 映画音楽としても使えそうな気がします。女性の黒人ボーカリストなんか入れて・・。
 あっ、頭の中で勝手に変造してしまいました。

13.633 Squadron
 一体何が起こったのかと思うほど、ここまでとサウンドのイメージが変わります。
 これもベストだから、こういう唐突な並びが出てしまうのでしょうか。
 まあ、こういうドラムもできますよということで。

14.Octopuss
 ドラムにエフェクター付けたましたね。ミョーな残響音が。
 ベースはギターのコードストロークのようなことをやっています。なかなか重厚なソロです。 こういうクセのある音のバックをとるとき、コージーの音が頼もしく感じます。

15.Big Country
 これって昔、「カラベリときらめくストリングス」かなんかの十八番だったんじゃなかったっけ。こういう曲だと、スティーブ・ガッドのルーディメントを生かした小じゃれたオカズが欲しくなるのでした。

16.Rattler
 イントロのドラムにガツンと来ました。あとはテンションの高いインスト。
 最後にもってくるのにぴったりのカチッとまとまったナンバーで、後味よくヘッドホンを置けます。


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最終更新日  Jan 19, 2011 06:13:23 AM
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