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カテゴリ:よもやま話
来週、わが仙台最大のまつりである「仙台七夕」がやってくる。
私が子供のときからもう何十回も見た七夕だが、やはりこの時期になると特別な感慨がある。 本期間は6日(日)7日(月)8日(火)で、前夜祭として5日(土)に七夕花火祭、本期間中の夕方には「星の宵まつり」が開催され、市民団体が仙台らしいオリジナルのパフォーマンスを繰り広げる。 4日間で200万人以上が集まる日本一の七夕だ。 先日「瑞鳳殿」に行ったとき、資料館で七夕祭りの「七つ飾り」に込められている願いについて知ることができた。 なるほど・・こんなことも知らないで何十年も七夕を見ていたとは・・と自分が少し恥ずかしくなったのと同時に、こういう目で見直すとより趣きが深まるなあとも思ったのだった。 短冊・・師に習った詩歌を書いて学問や書、手習いの上達を願った。 紙衣・・子供が健やかに育つようにと病や災いの身代わりに捧げた衣で、七夕竹の一番上につるす習わしがある。 折鶴・・家の長老の年の数だけ祈り、延命長寿を祈った。 巾着・・富貴を願いながら、節約・貯蓄の心を誓った。 投網・・重要なたんぱく源としている魚介を欠かさないよう、豊漁を祈願した。 くずかご・・物を粗末にしないで役立て、清潔と倹約の心を育てた。 吹流し・・織姫の織り糸を象徴し、飾りつけの主役である。 ということでした。これは伊達政宗公のころから伝わる習わし。 ずいぶんと清らかな願いでございまするなあ・・。こういうところにも「仙台らしさ」を感じるなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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