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テーマ:ヘヴィメタルを語る(673)
カテゴリ:ブラック・サバス解説
サバスは、創始者オジー・オズボーンの脱退後、元RAINBOWのロニー・ジェイムス・ディオをヴォーカルに迎えた。ロニーが持ち込んだレインボウの様式美は、サバスのおどろおどろしさと融合し新しい文化を築いた。 いかん、世界史の教科書だ、これでは。 しかし、サバスでのお気に入りは「テクニカル・エクスタシー」とこのアルバムだと言ったら、サバスファンの人には一笑に付されるだろう。 しかしそれは、「やっぱり、ピンクフロイドでは・・MOREかしら」という以上のご法度だろうか。 このアルバム、突出した曲はないものの粒が揃っていて「捨て曲」というものがない。 ロニーのボーカルは相変わらず安定したパンチ力だし、ギーザーバトラーのベースは相変わらずモリモリ弾きまくっており、アイオミのギターは相変わらず音数ばかり多くて訴えるものがあまりない。 あとはまあ、どうでもいい。 それでもなぜか「いっい」のがサバスなのだ。 ★★★★ この中での力作は5.Wishing Well、ここでのギーザーはリード・ベースとでも言いたくなるハリキリぶり。6.Die Youngはありがちリフで水準作かと思いきや、中盤以降の劇的な展開で身を乗り出させる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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