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テーマ:今日聴いた音楽(75212)
カテゴリ:ユーミン解説
私が就職した頃に手にしたアルバム。当時、車でよく聴くからか、カセットで購入。 ユーミン、達郎、美奈子あたりのやっていた音楽に周りが追いつき、歌謡曲などにも最先端のフュージョンサウンドがずいぶんと取り入れられてきている。 このころのユーミンは実験的なことよりもひたすら、馴染んだメンバーを使って歌詞やオトの完成度を高める作業にいそしんでいたようだ。 おしなべて素晴らしいが、2のタイトル曲と7のDANGDANG以外は畳みかけるような曲がなく、終始リラックスモードなのが、私には今ひとつ物足りなく感じる。 洋風の美しい庭園を眺めながら紅茶でも飲むというシーチュエーションには、ピタリはまるだろう。 ★★★★☆ 1.ようこそ輝く時間へ 2.真珠のピアス 3.ランチタイムが終わる頃 4.フォーカス 5.夕涼み 6.私のランサム・タウン 7.DANG DANG 8.昔の彼に会うのなら 9.消息 1.のっけからゴキゲンな音色、リズム。ようこそ輝く時間へ・・。このアルバムへのいざないという意味合いもあるのか。 思い出を駆け抜ける 様々なイルミネーション というさりげない歌詞にも、ベタにならないような技術が駆使されている。 2.はタイトル曲。1からの繋がりが絶妙。シャラシャラと乾いたギターの音色はこの頃の流行りか。スラップベースにハードロックギターがいい。 復讐のシカケが怖い・・。 小説のような広がりさえ持つ、ものすごく良くできた曲だ。 3.まではイイ曲ぞろいで、一気に聴かせてしまう。 また、7.はユーミンの傑作のひとつだろう。 この曲、なんだか涙がでてきます。 優雅なピアノの独奏からはじまり、悲しい歌詞・・このまましっとり終わるかと思いきや、中途から思い切りカラ元気なサウンドに移行。 落胆、迷い、鼓舞、省察・・様々な要素がエンターティンメントの中に高度に集結している。 ♪彼女は知らないなら友達になるわ にはマイッタ!!! 林立夫のドラムもいいグルーブである。 8.も気分のいい曲・・やっぱりこのアルバム、よくまとまっております! CDも買っちゃうかなあ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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