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テーマ:今日聴いた音楽(75212)
カテゴリ:洋楽(ロック・クロスオーバー)
「上質なブート」、私はこのアルバムを聴いたとき、こんな印象を受けました。
オーバー・ダブがされていない、ナマの音源。 スタジオ盤だとジェフ・ダウンズの絶妙なキーボードワークが全てをキレイにコーティングしてしまうのですが、このアルバムはバンドの「ありのまま」が出ています。 はじめカーステで聴いたとき、「なんてヒドイ録音なんだ」と思ったものですが、ヘッドホンで聴くとなかなか悪くありません。 一人ひとりのプレイが分離して聴こえて、なかなか具合がいいのです。 ただ、他の3人の影が少し薄く、ときおりウェットンのソロコンサートのような気がしてしまいます。 それにしてもエイジアの曲って、どの曲にも美味しいサービスが盛り込まれてますね。 最近私の中でエイジアの株が上がってきています。 ★★★☆ 1.TIME AGAIN 2.SOLE SURVIVOR 3.DON'T CRY 4.KEYBOARD SOLO 5.ONLY TIME WILL TELL 6.ROCK AND ROLL DREAM 7.STARLESS 8.BOCK OF SATURDAY 9.THE SMILE LEFT YOUR EYES 10.THE HEAT GOES ON 11.GO 12.HEAT OF THE MOMENT 13.OPEN YOUR EYES 14.KARI-ANNE オープニングから1.2.3.と売れ筋の曲のオンパレード。 ウェットンのベースが要所でビシビシ来る! パーマーのドラムがやっぱり要所で絶妙に・・××う!でもいいオトで鳴ってます! 3.「ドント・クライ」は久しぶりに聴くと顔がほころんできます。 4.イントロがぞくっとするほど美しい。大林監督が好んで使いそうなメローなナンバーです。 5.は騎兵隊が出陣!という感じがなんとも盛り上がります。どうすればこんな素晴らしいポップなリフができるのでしょうか。 6.はリフのリズム、「ニッポン、チャチャチャ」に聞こえるのは、私だけでしょうか。 時折みせる哀愁のメロがまたイイ。ここでみせるパットのギターはまずまずです。 歌っていないときのウェットンのゴリ男ぶりがいい。 7.「スターレス」はキンクリの名曲です。あっ、イントロではや涙が。 カール・パーマーでは「RED」はムリだもんなあ・・(失礼)。 でもやっぱりこの曲はオリジナルのが好きです。 9.ボーカルが終わってギターソロに入るところが非常にカッコいいっ!! 10.この曲、50年代ロカビリーにも通じるノリがあってまた新鮮な気分になります。 こういうキーボソロって好きなんですよね~。 11.カール・パーマーのドラムソロ。 中国の舞蹈を思い出したな~。どこか、クールじゃない。 このリフ、パープルのKNOCKIN' YOUR BACK DOORに似てます。 12.う~ん、なんべん聴いてもいい曲! スタジオと同様、後半いそいそとせわしなくなるのは前世からのお約束なのでしょうか。 13.後半Open Your Eyes・・と延々と続くあたりがプログレっぽくていけます。 ここにケン・ヘンズレーが入っていたら、JURY MORNING風味になっていたかもしれません。
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