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テーマ:☆仙台☆(1714)
カテゴリ:仙台のラーメン
中学生のとき、だからもう35年くらい前の話。
私が勝手に「仙台街なか3大ラーメン店」と呼んで通ったのは、「番丁ラーメン」「五右衛門ラーメン」、そして「なんばんや」という店でした。 「五右衛門」は、当時珍しかった味噌ラーメンが売りで、当時は店の前を通るだけでぷ~~~んと香ばしい合わせ味噌の匂いがしたものです。 今は国分町にのれんが出ていますが、当時とはだいぶ味が変わったという噂です。 「なんばんや」は、名掛町の「じゃんじゃん横丁」の入り口あたりにありました。 ああ、これが残っていたら・・と残念でならないのですが、どこにも見あたらないくらい鳥のスープのとり方が旨く、極めてあっさりしたコクのあるツユを誇っていたものです。 カレーラーメンも旨く、いろいろな店のを訪ね歩き、この味の面影を追っているのですが、どこにも見当たらないのでもうあきらめています。 このテのラーメンは往々にして、ただラーメンにカレーをぶちこんだだけ、という風になってしまいがちなのですが、ここのはカレーが入ることによってトリの味がより引き立つという不思議な味でした。 とにかく文句なくおいしい店でした・・。 そして「番丁ラーメン」は今は無き「松竹劇場」の地下にあって、なぜか市民プールに行ったあと無性にこのラーメンを食べたくなるのでした。 いつ行っても期待を裏切らない味がしたもの。 この店は私が学生の頃か、いったん消滅しましたが、その後しばらくして弟子の方々がそれぞれにそのオリジナルな味を再現し、何店かを仙台市内で展開しています。 やはり根強いファンの後押しがあったに違いありません。 次回は、仙台でしか味わえないであろう最強の「番丁ラーメン」をご紹介(って、ほとんど語ってしまいましたか)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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