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テーマ:☆仙台☆(1714)
カテゴリ:仙台のラーメン
仙台市青葉区一番町(ぶらんどーむ一番町)、ダルマ薬局の脇のエレベータで3階へ。昼はラーメン「初代一国堂」、夜は焼肉居酒屋「やまなか屋」と昼夜で業態がチェンジするところが面白い。 今日はなんだか、「しっかりしょっぱいみそのあじ」を体が欲していたので「みそ 700円」を発注。昨日温泉に行ったとき、中華を食い損なったことが後を引いているかもしれない。 店のつくりがすっかり居酒屋風なので、客との距離が通常のラーメン屋より長いのは落ち着いて良い。 客が多くはない割には出てくるまで時間がかかった。やはり厨房がラーメン屋として機能的に配置されていないからだろうか。 私は待っている間に、店に備えてある「ゴルゴ13」を一冊読み終えてしまった。 美女のロシア人スパイが、ろくに活躍しないうちから死んでしまった。 お約束のダスビダーニャも言わないで。 なんてことだ。 さて、気をとり直して・・肝心のお味のほうは・・一口目の、ススキノで味わうような風味がしたときはうれしかった。(あとで調べたら、本社が札幌のチェーン店)。 しかし「めん」が太めもちもちなのだが、最近の流行に合わせてか、かなりゆで方が固めなのだ。私はめんは固いのは好まない。トシのせいか? それから、だんだん食べすすめていくうちに感じるのは、スープの「ダシ」の過剰さだ。 ダシが濃ければ濃いほどいいのなら、ふんだんにとんこつ鳥ガラが安く使える肉屋のオヤジさんが一番いい結果を出すだろう。 スープが旨いというのは、各構成要素の配分の度合いが最適値を実現しているということだろう。 私の感触は、札幌ミソラーメンに博多のとんこつラーメンを足して、2で割らない「出自不明こってり味」。 いったいこの味、「あんた、どうしたいのかね、本当は!」といいたくなる。 全体に、流行を追いすぎている気がした。 「ひたすらこってり」の風潮は、日本人の味覚を破壊するだろう。 でも、今度、名古屋コーチンのダシを使った、蝦ワンタン麺とやらを試してみるかなと思っているのだ。 ★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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