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テーマ:☆仙台☆(1714)
カテゴリ:よもやま話
陸奥国分寺は、奈良時代に聖武天皇が全国に建立した国分寺のひとつ。 私の父の菩提寺となっており(先祖代々ではなく、分譲している墓地を生前買っていたもの・本家と同じ真言宗)、25日にお墓参りをしたので、ご紹介させていただく。 「約3万坪の境内には、史跡陸奥国分寺跡をはじめ、薬師堂、仁王門などがあります。心字ケ池畔には芭蕉翁の「あやめ草足に結ん草鞋の緒」との句碑や、大淀三千風の句碑があります。また、江戸時代の力士、横綱谷風(たにかぜ)ゆかりの牛石、谷風誉れの足型など、句碑、石仏が多数散在し、歴史の散歩道になっています。」 (陸奥国分寺のHPより) (写真は国分寺正面門) (写真は準胝(じゅんてい)観音堂) 「旧陸奥国分寺18伽藍の一つで、文治5年(1189)焼失したが、享保4年(1719)五月、伊達吉村公夫人、長松院の宿願成就により建立されたという。 現在の準胝(じゅんてい)観音堂は、その後延享2年(1745)3月伊達宗村公が、国家安全と長松院の菩堤のために再建したものであり、本尊の準胝観音像は満海上人の作とも恵心(えしん)の作とも伝えられている。 また、この準胝観音堂は仙台三十三観音の25番札所にもなっている。(寺HP)」 現在の薬師堂は、慶長12年(1607年)、仙台藩主伊達政宗公が建立。 近年の発掘調査により、陸奥国分寺の講堂跡に建てられたことが明らかになっている。 単層入母屋造りで本瓦葺、素木造り。仙台市内における桃山様式の代表的建造物で、明治36年(1903年)に国の重要文化財に指定された。 おおっ、カメラを向けると鳩が向かってくる! 仁王門の建つところは、かつて国分寺が創建された時は南大門が建っていたところとされ、門内には守護神として一対の金剛力士像が安置されている。 境内には、市の保存樹木に指定されているヒイラギやアラカシ、イチョウなどの大木が多く、観光地としての賑わいは全くないが、桜のシーズンは花見客で賑わう。 ともあれ、歴史的な価値は相当なものなので、市内在住の方は一度はご参拝下さい。 薬師堂脇に、かなり広い駐車場があります。 陸奥国分寺 仙台市若林区木ノ下2丁目8番28号 TEL:本坊(022)256-1883 299-1312 FAX:(022)299-2955・299-1317 御祈祷受付場所 TEL:(022)291-2840 ■交通のご案内 仙台駅前5番乗場より仙台市営バス大和町行薬師堂下車 大型バス駐車場あり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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