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テーマ:変な夢見ませんか??(844)
カテゴリ:よもやま話
寝入りばな、マイゴッドがやにわに話しかけてきた。 マイゴッド:おい、オフミよ、今年は元朝参りワシのところに来なかったな。 私:ははっ、マイゴッド様。でも、そういったってあなたは神社のないホームレスゴッドじゃないですか。 マイゴッド:何ということを言うのだ。 新年はワシを心に念じて手を合わせるくらいのことはするものだ。 ところで今日は、お前に見せたい映像を持ってきてな。 私:そうそう、映像といえば、あなたが来られる前にいい夢みてたのに・・。続きを見たいのでここで失礼します。じゃあ・・。 マイゴッド:まあ待て。どのような夢じゃ。 私:ユーチューブで、ヴィニー・カリウタとリンゴ・スターがドラムバトルをするのを見ているという・・。 マイゴッド:それはまた、バランスの悪い取り合わせじゃのう。 私:ええ、バトルというより、ほとんどリンゴがカリウタの伴奏をしているようでした。 マイゴッド:今日お前に見せたいのは、「生命の根源」というものじゃ。 私:なんか、いかがわしいものじゃないですよね。 マイゴッド:お前は神を崇拝する気持ちが足らん。いいか、精神を集中するのだ。さあ、瞳を閉じて・・ 私:お願いですから気色悪い言い方でないほうでお願いします。 マイゴッド:・・わしが悪かった。それでは始めよう。 私は目をつぶって、目の前の闇をじっと見つめた。すると、闇がさらにどんどん自分に近づき、次にうすぼんやりとオレンジの光が見えた。それは溶岩の霧のように、非常に細かく、非常に強い光を放ってすごい勢いで吹き上がっていた。 マイゴッド:どうじゃ、これが「生命の根源」じゃ。どんな風に見えたかな? 私:そうですね、「光のページェント」をぶちまけたみたいな・・。 マイゴッド:阿呆!お前はあの精妙にして力みなぎるパーティクルをそのようにしか見なんだか。修行を積んだ者になると、あの粒を目で味わい、肌で楽しみ、最後に口に入れると、舌の上に黄金のピラミッドが立つのだぞ。 私:マイゴッドよ、あなたがそのような語り口になるのは、私が就寝前に「美味しんぼ」を読んだからでしょうか・・。 マイゴッド:そうであるとも言えるし、そうでないかもしれない。 とにかく、今日のプログラムはこれで予期せず終了しましただ。 いいか、先ほどの光景を忘れるでないぞ!! マイゴッドは最後だけ荘厳にそのように言うと、ピンク・フロイドの「エコーズ」のエンディングのようなおどろどろしい音を立てて去って行った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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