|
テーマ:温泉について(1666)
カテゴリ:秋保・作並温泉(宮城)
「華の湯」は巨大な温泉宿で、宿泊施設のほかに日帰り専用施設のテルメ館を持っている。夏であればウォータースライダー付の屋外プールなども楽しめるが、冬でも名取川沿いの露天風呂がなかなかいいらしいので行ってみた。 テルメ館専用入り口。 大人800円。作並温泉の日帰り料金が500~700円位(一の坊、岩松は別格)、秋保の大型旅館は軒並み900円以上はするから、秋保としては低料金に設定されているという感じだ。 本来であれば、館内だけで3つの湯をはしごすることができる。 しかしなんと、本日は男性用のみ山側の露天風呂「水芭蕉の湯」が「調整中」とのことだ。これはがっかりである。 渓流沿いの露天風呂「天下取りの湯」は狭いスペースの中でやりくりしながら作ったのか、脱衣場から露天風呂までの経路が変則的で、脱衣場―洗い場―内風呂―露天風呂がすべて扉で仕切られており、内風呂がミョーに浮いている。 まあ、ここは外に出る前にいったん身体を温めるためだけにあるのだろう。 露天風呂は、ほかに客がいたのでカメラをバスタオルで巻いて一枚だけ外を撮ったのだが、湯気のせいでかなり見づらいものになってしまった。 でもここは名取の渓流を間近に望みながら湯浴みができ、なかなか居心地が良い。 緑が深い時期か、あるいはいっそ大雪のときにここに来たらさぞかしいい気分だろうと思う。 湯船には岩が積み上げられており、滝のように湯を流している。 また湯船の底からはぶくぶくと気泡が出ているが、これだけのロケーションなんだからこれは蛇足かもしれない。 後からどんどんと客が入ってきたのでこちらは切り上げて、ちょっと一休みしてから内湯の方へ向かおう。 この料金で休憩室を使用できるのはいいっことだ。 しかしレセプションホールにゴザをひいただけなので、何となく「臨時の避難所」のような雰囲気もただよってしまうのであった。 内湯のつくりもまた変則的で、脱衣場から階段を下りて浴室にいく。 中規模の湯船がふたつ。 片方はサウナ用の水風呂だが、肝心のサウナが稼動していないので意味がない。 残ったほうの湯船を大勢の客が利用する。団体さんに囲まれた感じになってきたので、こちらは早々に引き上げた。 それにしても、本来3つの大浴場を利用できるというのがここの「売り」ではないか。 来てみたら一つ使用不可、これは話が違うだろう。 しかもそれぞれが、そう大きい風呂ではないので、2つではどうしてもキャパシティオーバーになってしまう。 ・とここまで書いたところで楽天トラベルの「お客さまの声」を見たら、やはり同様の投稿があり、モーター故障とのことだった。とすると、こういうことはロビーに張り紙をするとかできちんと表示するほうがいいのではないか。私などは経費節減の間引き運転かと思ってしまっていらのだから・・。 秋保の湯は塩化物泉。「あたたまりの湯」である。帰りに「里センター」で昼飯を食べていたら汗がどんどん出てきて困った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[秋保・作並温泉(宮城)] カテゴリの最新記事
|