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テーマ:今日聴いた音楽(75211)
カテゴリ:邦楽(ポピュラー)
1. ガールフレンズ 2. 結婚ルーレット 3. ダンデライオン~遅咲きのタンポポ 4. 青い船で 5. 不思議な体験 6. ハートブレイク 7. TYPHOON 8. TROPIC OF CAPRICORN 9. 私を忘れる頃 10. 時をかける少女 「ガールフレンズ」から「時をかける少女」まで一枚のアルバムにこんなにいい曲詰め込んでいいの?と言いたくなるような出来栄えだ(私なら3枚くらいに分けて稼ぐだろう)。 難を言えば、このあたりから目立ちはじめているテクノ・サウンド化。 ユーミンくらいはせめて一流ミュージシャンのナマの手だれのオトを紡いで欲しいなあ~と当時そう痛切に思ったものだ。 せっかく林立夫という名ドラマーが参加しているのだから・・。 しかし物凄いアルバムであることには微塵のゆらぎもない。 (すみません、マンガ「修羅の門」を読み返しているものでテンション高いっす。) ユーミンの曲を聴いていると、短歌とか俳句の鑑賞をしているような気になるのはなぜか。 1はアルバムのトップに持ってくるのに最適なノリのいいナンバー。歌詞は相変わらず神経が行き届いている。 「そう、みんなが言ってた通り」にエビ反る。 「教えて、これから 危なく生きるのは 駄目なの」はちょい才気走りすぎか。 2.はギターの乾燥具合がデュービーみたいだな。 3.は歌詞を聞いているうちに何かを教え諭されているような気持ちになってくる。これはユーミンのユックリ系の曲に対しよく覚える感覚だ。 5.も好きだな~。ちょっとファンク気味のリズムセクションと、サビでのオルゴールを一斉に鳴らしたようなファンタジックな盛り上がり感覚が・・。歌詞はもはやスピリチュアルの世界。 「今すべてが生まれ変わる」にヨシッという気に、なりませんか? 私はなった。 6.は言葉のゴロ合わせ(踏韻)が少し鼻につかないでもないが、いい曲である。 10.は「出ました18番!」という感じになってしまう。 リアルタイムで、筒井康隆(この人は本当に大天才だ!)の「タイム・トラベル」を読み(小6か中1)、大林監督の名作「時をかける少女」を観たワタクシとしては、涙ボロボロの曲。 ホント凄いよね。 歌詞とメロディの、世にも僥倖な出会い!! 「あせた写真のあなたの傍らに飛んでいく」だと? いかん、即死フレーズに目がかすんできた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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