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テーマ:温泉について(1667)
カテゴリ:秋保・作並温泉(宮城)
仙台南IC方面から秋保に向かって行くと、急に視野が開け、温泉郷の豪奢な建物が並んで目に入ってくる。 「来たぞ~秋保に」心が躍る風景である。 この「グランドホテル」と「ホテル瑞鳳」は、この秋保のゲートウェイに立地する豪華系ホテルである。どちらもバブル崩壊以降経営が左前になって、北海道の「カラカミ観光」が買い取り営業している。 今回紹介するグランドホテルは昭和61年築の「本陣」と平成6年築の「紅葉城」から構成される。この「紅葉城」は失礼だが、なんとも名古屋あたりの大金持ちが建てたような趣味性のもの。 私は「本陣」ができたばかりの頃、家族で泊まったことがあった。 その当時のメモを見ると、眺望9、風呂9、建物8、料理4、サービス6、総合6.5となっている。 このホテル、秋保の名勝「磊々峡」の一番いいところに立地しており、それゆえ部屋からの眺望がとても良かった。料理は当時から「夕食までバイキング」というもので、「ありか~っ!」と思ったことを覚えている。 内装は当時から、きらびやかなロビーに朱塗りのピアノがあったり、やはり成金趣味でいただけなかった。 しかしこの「風呂」の出来は抜群で、あの時も、何べん入ったか・・。 源泉をかけ流し、「磊々峡」を眼下に見下ろす露天風呂も大いに気に入った。 経営がカラカミ観光に代ってから、ちょっと許しがたいことが一度あった。 それは「カラカミカード」・・日帰り入浴半額とあるので、早速入会し入りに行ったらフロントで「土日は対象外です」と言われた。 そんなこと、チラシにもカードにも書いていないのに、である。 フロントでは、ラチがあかず。 本社に問い合わせのメールをしたが、返事も来ない。 (ああ、こういうトコロなんだなあ) と思い、それっきり、来ていなかったのだが、最近、あの風呂が忘れがたく、また来てしまった。 今回痛感したのは、やはり大浴場は「紅葉城」のものより、旧館「本陣」のほうが数段いいということ。せっかく大枚1200円も日帰り入浴料を支払うのだから、ぜひ両方入って欲しいものだが、時間の関係でどちらか一方しか入れないときは「本陣」のほうの情緒豊かな岩風呂に入って欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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