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テーマ:温泉について(1677)
カテゴリ:秋保・作並温泉(宮城)
私はこのホテルがとても気に入っている。 温泉街の少しはずれに、広々とした芝生とチャペルを持つこのシャレたリゾートホテルが出来たのは昭和61年。 建物にはやや年季が入ってきた感も否めないが、とにかくこのホテル、とても「品」がいい。分かりずらい例えで申し訳ないが、1970年頃、ベレットやフローリアンを世に出していた「いすず自動車」のような感じなのだ。 建物のつくりや調度にこれ見よがしなところがない。それでいて、上質な感じがある。 (こう言ってはなんだが、「秋保グランドホテル」の対極にあるような宿なのだ。) それなのに、料金がリーズナブル。もう、何べん泊まったことか・・。 この風呂も、白を基調にしたシンプルなつくりだが、渓谷に向けて南側いっぱいに窓を開けて、実に気持ちがいい。 部屋からの眺めも特筆もので、和室だと磊々峡の上流あたりの渓谷美が堪能できる。 洋室に泊まったときは、芝生に面し、こちらはまるでハワイあたりのコテージに泊まったよう。 そしてこのホテルの何よりの美点は、食事に力を入れていること。 和食・洋食ともに大変力が入っていて、いつ来ても不満を感じたことがない。 これは入浴+ランチの2350円の料理。 茶そばに天ぷら、茶碗蒸し、みそおにぎり、デザートなどがつく。 この値段で、十二分に満足できるからありがたい。 ラウンジでのコーヒー券も付く。 作並「一の坊」のほうは、さすがにあの大露天風呂は爽快だが、入浴だけで1700円で、食事をしたら3000円はかかる。 どっちにしようか、とても迷ってしまうのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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