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オフミの温泉メロディ

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Mar 22, 2007
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 最近物凄く忙しかったのですが、時間のあるときはこれとジャミロクワイばっかり聴いています。
 とにかくクセになるのですよ、このアルバムは。
 特に楽器をいじる者にとっては。

 リトル・フィートはフランク・ザッパ・グループにいたロウエル・ジョージを中心にロサンゼルスで結成されました。ミュージシャンズ・ミュージシャンと言われ、非常に玄人ウケがするバンドでした(その分売れ行きは今ひとつ)。そのくらい全員演奏が上手いのです。

 ロックを基調にブルース、ジャズ、カントリーなどアメリカの音楽を融合させ、人生観あふれるボーカルと色ツヤのいいスライドギターが絡み合うサウンドには独自の粘り気があり、聴くたびに新しい発見があります。

 ♪奥座敷が続くよどこまでも~という感じだ。

 このアルバムはSailin' Shoes(高校時代、よく聴いたものです・・)とともにリトル・フィートの傑作アルバムといわれます。
 リトル・フィートの「だし汁」が濃厚に出ているのがセイリン・シューズ、作品としてのまとまりがありつつ大いなる広がりも感じさせるのがディキシー・チキンというところでしょうか。ロウエル・ジョージがもう少し健在なれば・・と残念でなりません。
★★★★★

1. Dixie Chicken
2. Two Trains
3. Roll Um Easy
4. On Your Way Down
5. Kiss It Off
6. Fool Yourself
7. Walkin' All Night
8. Fat Man in the Bathtub
9. Juliette
10. Lafayette Railroad

1.はのっけからドヨ~ンとした、面妖な変拍子で始まります。
 このゴキゲンさ、声の質、ちょっとザ・バンドに通じるものを感じます。サザン・オールスターズがリトル・フィートのファンだというのもなんとなく頷けるのでした。文句なしの名曲。 

2.はグルーブがまたいいです。
 リッチー・ヘイワードはレッド・ツェッペリンのドラムの音の録り方にも影響を与えていると言われています。この人のドラムに耳を澄ませてみましょう。
 実に一筋縄ではいかぬ演奏です。ベースのこの動きの良さ、渋さはどうでしょう。
 この曲が一番好きかな~と言ったら、私を知っている人からはヤッパリネと言われるでしょう。
スライド・ギターの窒息感も抜群だ。

3.はやはりこのギターの音色に耳がいきます。
実にピュアな音です。 

4.の演奏のアンサンブルの味わい深いこと! 5.はズシンとくるコンガのプレイに聞き惚れてしまいます。

6.は無条件にイイネ!爽やかアメリカン・ロックで、ドゥービーあたりに通じるものがあります。本当このドラムは音色が美しいです。

7.もそう。こっちはバーボンでも飲みながら聴きたいナンバーです。

8.はさすがメンバー全員スゴ腕です。粘りがあってキレのある(どんなんだ)演奏をしています。ベースもくどいようですがここでもイイ! 

9.うむ~。いい曲です。この陰り、奥行きはイギリスのジェスロ・タルにも通じるものがあるのでしょうか。「静謐なる大団円」。

10.はどことなく陰鬱です。この感じ、リアルタイムでは、もしかしたら日本の「センチメンタル・シティ・ロマンス」なんかが参考にしたでしょうか。








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最終更新日  Dec 15, 2010 05:32:06 AM
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