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テーマ:今日聴いた音楽(75560)
カテゴリ:洋楽(ロック・クロスオーバー)
このアルバムを耳にするまでは、私はこのバンドについて知るところが多くありませんでした。
ランドルフの華麗なスティールギターを聴いたときも、おっ、久しぶりに歌うギターを聴かせる弾き手めっけ!という程度のことでした。 ワーナー・ミュージック・ジャパンのプロフィールより・・ /////////////////////////// ロバート・ランドルフは教会で働く父と母の間に生まれた。彼が生まれ育ったニュージャージーの教会では、パイプ・オルガンの代わりにペダル・スティール・ギターが使用されていたため、彼は幼少のころから、この楽器に魅せられていったのだという。このスティール・ギターを主役にすえたゴスペル音楽は「セイクリッド・スティール」と呼ばれ、今非常に注目を浴びている。 彼は16歳でペダル・スティール・ギターをプレイしはじめた。彼の友人達が道を踏み外していく中、彼はこの楽器をプレイすることで、間違った道に進まずに済んだのだという。この楽器にのめりこんだ彼はやがて10弦のペダル・スティール・ギターを卒業し、13弦のものをプレイし始め、いとこのダニエル・モーカンやマーカス・ランドルフとともに、ライヴ活動を初めていくのだった。 また、たまたま彼の演奏をCDで耳にし、「セイクリッド・スティール」の魅力に取り付かれたミュージシャン達、ジョン・メデスキ(メデスキ・マーティン・ウッド)とノース・ミシシッピー・オールスターズと”ザ・ワード”というユニットを結成、アルバムもリリースし、大きな話題となった。 Jason Crosby ; Piano, Organ (Hammond), Vocals (bckgr) Danyel Morgan ; Bass, Vocals Marcus Randolph ; Drums, Vocals (bckgr) Robert Randolph ; Guitar, Pedal Steel, Vocals, Vocals (bckgr) /////////////////////////// ライブを映像でみると、ベースのダニエル・モーガンも凄いミュージシャンです。 複雑なフレーズをチョッパーでベンベン弾きながらハイトーンでコーラスをつけています。 何回か聴いているうちに、2、4,5,6を選んで聴くようになってきています。 ★★★★☆ 1.Ain’t Nothing Wrong With That 2.Deliver Me 3.Diane 4.Angels 5.Jesus Is Just Alight 6.Stronger 7.Thrill Of It 8.Blessed 9.Love Is The Only Way In 10.Thankful ‘N Thoughtful 11.Homecoming 1.から3.まではミョーに陽気でサイケな曲が並びます。 このギラギラした感じ、重さ、ちょっとレッチリっぽいサウンドだなあと感じたのですが、同じプロデューサーによるものだからかも。 リフはところどころエアロスミスも髣髴させます。まったく色々な要素をうまく融合させたバンドです。 そしてその上にランドルフのスティール・ギターというキラー・コンテンツがあるのですからたまりません。 2.がやはりキャッチーです。余裕をもってグイグイ動くベースサウンドが気持ちイイ! 4.は小高い丘から海岸線を見降ろしているような爽快感があります。 圧巻はやはりクラプトンの参加を得ているドゥービーのカヴァー曲である5.でしょう。 曲自体の出来が良い上にクラプトンとロンドルフのギターの饗宴が見事としかいいようがありません。 初めて聴いたとき、誰だこのギタリストは!と思ったら、やっぱり大先生でした。 ランドルフのほうのパートはキュンキュン鳴るところが絶好調のときのトミー・ボーリンを思い出してしまいました。 6.はやわらかく心の琴線にふれてくる佳曲。 7.もモリモリベースに一票。 8.以降は、水準作っぽい曲が並びます。が、10.はランドルフのギターフレーズに聞き惚れてしまいます。 /////////////////////////// お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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