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テーマ:温泉について(1667)
カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
前回のクイズの答えはここ、高東旅館でした。ケロヨン桶が可愛らしかったでしょう。
川の両岸に並ぶサクラもいい感じ。 宿のHPによれば □■◇■□ □■◇■□ □■◇■□ 昭和5年、当家に逗留していた旅の僧から「ここを掘ればさだめし万病に効く仏の湯が出るだろう。 正直に湯守をすれば家門繁栄、子孫長久疑いなし」と言われ、掘ったところこの湯が沸き出でたという。 その僧は岩手県東磐井郡大東町渋民なる金谷稲荷山東川院のご住職千葉信道和尚様。 当家の高橋と東川院の字をとりて 「高東旅館」と名づけたそうな。 □■◇■□ □■◇■□ □■◇■□ おおっとのけぞるような立派な建物だが、宿泊の中心は湯治部であり、「新館コース」以外は隣接している質素な建物に宿泊することになる。 (こっちです。大分落差あるかも・・) 朝食、夕食は宿特製の松花堂弁当が出されるそうで、実質のあるしっかりした食事のようだ。 風呂は中庭に面しており、五分咲きだったが一本の桜の木を眺めながら入浴できる。 湯船はUの字型をした中規模のもの。5人はストレスなく同時に入れるか。 あふれる湯は惜しげもなく洗い場に流されていく。 かなり熱かったので水で埋める。 ああ、勿体ない・・。 今回運良く私一人だったので、思う存分アゴまで湯につけてゆったりと「仏の湯」を味わった。 静かだ・・本当に物音ひとつしない。湯が沁みてくる。 5分、10分と味わっていると仏まではいかないが菩薩くらいの心境には近づいてくる。 灰緑色の湯はかすかなとろみがあり、肌にささやきかけるようだ。 香りは硫黄臭より重曹臭が勝っている。 湯をかき回すと、盛大に白い湯の花が舞うのは藤島旅館と同様である。 こちらは家族風呂。湯の色はこちらのほうが鮮明。 入ればよかったかなあ・・。 こういうところに3泊くらいしたらさぞかしのんびりできるだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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