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オフミの温泉メロディ

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Nov 13, 2007
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パープル気違いだった学生時代、サバスで唯一持っていたLPがこのTECHNICAL EXTACYだ。なに、ジャケ見て衝動買いしたのだが・・。

アルバム作りがうまく、駄作の少ないブラック・サバスだが、その中で一枚を選べといわれたら、今でも迷わずこの一枚を選ぶ。むろん、ファーストもパラノイドも、サボタージュもとても素晴らしい作品なのだが、最初から最後の曲までを一気に聴き終えた後の満足感という点では、このアルバムに及ぶものはないと思っている。

初期のホラーなおどろおどろしさは影を潜め、本当の意味のヘヴィーロックを会得しているし、なにより丹念に作りこまれた楽曲は聴いていて全く間然とするところがない。
強く、美しく、激しいハードロックの王道という感じがする。

1.Back Street Kids
2.You Won't Change Me
3.It's Alright
4.Gypsy
5.All Moving Parts (Stand Still)
6.Rock 'N' Roll Doctor
7.She's Gone
8.Dirty Women


1.はスタートナンバーにふさわしく勢いのいい曲。
 怒涛のヘヴィー・リフがたまらなく気持ちいい。でいて、キッチリした独自のぐルーヴもある。
 歌詞は、「俺はロックの悪ガキさ宣言」的なものだ。

2.はサバスの中でも屈指の名曲といえるのではないだろうか。
 凄まじい高速フレーズの途中で絶妙の「間」の入る、アイオミのギターワークは見事の一言。

3.はこってりした寿司の合間に食べる「梨」のようなサッパリした触感のナンバー。
あるいは煉獄で出くわした少年合唱団。
好きだなあ、こういう曲。ボーカルはドラムのビル・ワードとか。

4.も印象に残る重要曲。
私の経験によればこういうドラムのロールで始まる曲はたいてい駄作なのだが、この曲は分かりやすく、そのくせ劇的で実によくできているのだ。

5.はバッドカンパニーかホワイトスネイクかといったロー・トーンなナンバー。
中盤、リフがコロコロ変わり、散漫かなあ~と思った頃にAメロにのせたギター。これがなかなかにくい。

6.イントロはマウンテンっぽいがその後凡庸な「みんなで盛り上がろうYO的ロックンロール」に陥るところが・・このアルバム最大の欠点であろうか。

7.・・3とこの曲はアルバムの清涼剤である。ギターとストリングスの美しさがいつまでも耳に残る。

8はアルバムの最後を飾るにふさわしいバリバリのヘヴィロックだ。ギターソロ、相変わらず素晴らしい。ここまで聴いてきて、いつものサバスに比べて、相対的にベースのギーザー・バトラーの印象が薄いことに気がついた。逆にいえば、ベースが必死に引っ張らなくてもバンドが出来のいい演奏をしていたということかもしれない。





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最終更新日  Nov 27, 2010 05:10:18 PM
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