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オフミの温泉メロディ

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Jan 25, 2008
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鳴子温泉 ホテル亀屋

人は見かけによらぬもの、というが、旅館もそうだなということを先日つくづく思った。

「亀屋」は、鳴子温泉郷の東端に位置する大きな和風旅館である。
こういう大きい旅館というのは、風呂は広さこそあれ、源泉投入量が少なくてやたらスカスカした感じの入浴感しかないのが通常なのだが、ここの湯には心底感服した。

「湯めぐり」で回って2件目、時間が2時40分を過ぎようとしていた。

玄関先に立っていたフロントマンのお兄さんに「時間ぎりぎりだけどいいですか?」と尋ねると「はい、どうぞどうぞ、駐車場はこちらです」と非常にはきはきと感じのいい返事が返ってきた。貴重品を預けたフロントの応対も好感が持てた。

風呂は1階に内湯と露天風呂、7回に展望大浴場があり、湯めぐりでは1階だけが使える。

7階は泊まるときの楽しみ、ってのもいい作戦かもなと思う。

さて、ココの内湯を見たとき、私はかなり驚愕した。



なんとっ!
東鳴子顔負けの黒く濁った湯が次々の湯船の淵から流れ、しかもかなり強烈なアブラ臭が一面ただよっているではないか!
湯口の脇には、ちいさい「亀」のモニュメントが置かれ、これもなんとなく愛嬌があって良い。

露天風呂からは陸羽東線の線路の土手が見える。ということは、列車からもこちらが・・見えるのだ。





そういえば汽車で鳴子に通っていたころ、まる見えの露天風呂があったな。ここだったのか・・

と思い至った瞬間、列車がビューッと通り過ぎた。たはは。。
とっさに後ろを向きました

露天風呂では源泉投入量がさらに多いのか、白い湯の花が盛大に舞っている。

服を着る段になって、脱衣場に列車通過時間の表が掲げられていたことに気づいた。
ネットで見ると、客からの口コミにはこの列車のことと、湯の臭気のことが書かれている。

旅館の人も、気になって自分で列車に乗ってみたそうだ。「人は豆粒くらいにしか見えないですのでご安心ください」とコメントしてたっけな。そして、「湯のオイル臭が気になった」とのコメント。

私からすると、狂喜の対象でしかないのだが、好まれない方もいるものなのだ。せっかく素晴らしい宝物を持ちながら、評価されないこともあるこの宿の人たちが不憫である。商売をしていれば、「この湯のよさがわからないヤカラは、来なくてよし!」なんて、まさか言えないだろうから。あの白い湯の花なんかも垢かなんかと間違えられたりするのかな。
なんと勿体ない。

それにしても実に感じのいい宿だ。
私はすっかり亀屋の味方になってしまった。
ホテル・カリフォルニアの向こうを張って、ホテル亀屋という曲を作りたくなった。

平日にしか一人では泊まれないのだが、こういう快適装備の宿で思う存分アブラ湯に入るという目論見は捨てがたい。









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最終更新日  Jan 25, 2008 06:52:12 AM
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