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テーマ:温泉について(1679)
カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
鳴子温泉郷 とどろき旅館
普段見慣れている宮城県人の私でも、「鬼首温泉」という名前をワープロで打つと、ちょっとビビってしまう。 「鬼の首」ですからね、生半可な地名じゃない。 でも旅館名は「鳴子温泉郷 とどろき旅館」ですか。 実際に言ってみると、確かに吹上沢(まんだら地獄・紫地獄)などと呼ばれる、熱湯が噴出し沢になっている名所などもあるが、ここの代表的な風景は高原が広がりスイス風のペンションが広がる爽やかな眺めだろう。 そこへ向かう道沿いに、ぽつんと料亭風の宿が建っている。これが「とどろき旅館」だ。 非常に孤立した、辺鄙な場所にあるのだが、手の込んだ和風庭園は実に見事。 (旅館のHPから) 鬼首温泉にございます当館は、眼下に荒雄川が流れ遠く向うは、禿(かむろ)岳の雄大な景色が広がっております。 四季織り成す川の流れゆく美しさ、木々の美しさ、そのどれもが、自然の調和の中で美しく彩られ、私たちの五感を刺激してくれます。 山を食べる、川を食べる…。もちろんそれは山菜やきのこ、川魚のこと…。自然をまるかじり、とはゆきませんが、この地の豊かな自然の恵みをぜひご賞味いただければと思っております。 この、「とはゆきませんが」、がなんとも奥ゆかしくて気にいってしまった。 湯めぐり手形で入浴を申し込むと上品な感じの女将さんは「大露天風呂はあいにく掃除中なんですが・・」と言いつつ丁寧に案内してくれた。貸切風呂というからあまり期待していなかったが、なんと! この風呂は大当たりであった。 3人くらいは窮屈でなく入れる湯船。柵で囲われてはいるもののそこは豊かな自然のどまん中、非常に野趣が豊か。 風景がひたひたと迫り、語りかけてくるよう。 写真を撮ったのはいいが、よく見るとカメラがマニュアルモードになっていて、超ピンボケになってしまった。 風呂はぜひページトップの楽天トラベルから飛んで確認していただければと思う。 落着き、趣きのあるいい宿である。 首都圏の客などは、こういうところに泊まったら心底心身の隅々までほぐされるだろう。 今回写真を撮りはぐれたので、次回は大露天風呂でリベンジをしなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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