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テーマ:温泉について(1679)
カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
公立学校共済組合鳴子保養所。
川渡温泉・沼倉旅館の向かいから狭い道を入っていく。 鳴子温泉郷の中で、このように大広間休憩が付いているのは珍しく、中高年者で大賑わいである。案外地元客が多いかもしれない。 とにかく、このような山深いところに、これだけ人が集まっているのは、一種異様な気もする。 築後30年くらいか。 あまり簡素なつくりなので昔、「刑務所」というあだ名をつけた知り合いもいたが、いやいや、あまり奇をてらったところはないのでかえって陳腐化が激しくないともいえる。 その後、露天風呂付の離れなども増築し、こちらのほうは幾分風情があるかもしれない。 宿泊は一人旅は受け付けていない模様。 風呂はタイル張りであまり風情のないもの。 写真を撮ったときは湯張り中で、満杯ではなかったが、湯そのものは素晴らしい。 この濁り、硫黄臭、土臭さ、とろみ・・。 いかにも川渡らしい湯である。 これで風呂が檜造りだったりしたらどんだけいいだろうなあ・・。と思うが、まあこれは仕方がないか。 ジェットバスで、凝っているところを集中的にほぐす。 基本的にジェトバスは邪道だと思っているが、腰痛持ちになった今としては、ちょっと意見が変わってきたかもしれない。 風呂からの眺めがまったくないのが残念だが、これはまあ鳴子スタンダードだ。 とにかく庭が広い。 どうして、公共の宿がこれだけ広大な敷地を所有しているのか、不思議ではあるが、まあその点を詮索しても仕方がない。 入れ替わり立代り、大勢の家族が来館してくるが、やはり「休憩付き」というところがウケているのか。 はやらない宿は、こういうことをして大々的に宣伝すれば活路を開けるのかもしれない。 一日ごろごろして風呂入り放題で800円ですよ、という商売だ。 宴会場は昼間は使わないので合理的ではないか。 食堂で天ぷらそばを食す。730円だったか・・。 正直、味はあまりにフツー(よりやや落ちる)。 建物、風呂がフツーなのに、食事までフツーではあまりにものっぺりだ。 徹底して個性がない、これが玉造荘の個性だ。 まあ・・時間調整には、この先また利用させていただくかもしれない。 おおっ!楽天トラベルで5つ★! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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