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鼻節神社(はなぶしじんじゃ)から、さらに2~3分ほど歩いていくと花渕灯台に行き着く。
(七ヶ浜町作成のガイドブックより) ********* 花渕浜保ケ崎(ほがさき)に総工費1,578万円、2年をかけて建設し、昭和39年10月27日から点灯された無人灯台です。白色円形コンクリート造の塔で、塔高海抜63.1メートル(・・このへんは技術的な話なので省略) 灯台の隣には祠があって、鼻節神社の旧社殿跡といい、その祭神猿田彦は、天孫降臨の際、先導をつとめられた故事から、開拓の神、陸上海上の道しるべの神として全国各地に祭られています。その神殿跡地に、現代の海上の道しるべとして灯台が建設されたことは、自然が結ぶ奇しき因縁ともいうべきでしょうか。 ********** と、大変興味深い因縁を持つ灯台であるが、構築物そのものは特に何の変哲もない。 (私は灯台を見るとつい三島由紀夫の「豊穣の海」第四話(天人五衰)を思い出す) さて、この辺から海に下りる手立てはないかと見ると、この灯台の脇になにやら海に下りていけそうな雰囲気が。 黒松林の道なき道を下っていく。帰りに迷わないようにと、だれかが目印にピンクの紐を木に結んでいて助かる。 視界が開けてきた。 海に向けて岩石が崩れ落ち、なだらかな崖ができたような足場があった。そこに腰掛ければ、目の前は海、海、海、ほとんどそれしか見えない凄い景色。 あー気持ちいいっ!!ガイドブックにはない穴場である。 鼻節神社まで来られた方は、ぜひがんばってここまで来ていただきたい。 ただし雨上がりなど、足元がすべるような状況のときは危険なので避けたい。 またこの岩場、ひとつ間違うと海に転落する可能性もあり、小さな子供を連れてくるのは絶対にNGであろう。この先は堤防もテトラポットもなく、直接太平洋に繋がっているのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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