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テーマ:☆仙台☆(1720)
カテゴリ:おすすめスポット
青葉区の広瀬側のほとり「三居沢」の地にある、日本初の水力発電所。
歴史的な発電施設が現役で今も稼動しており、また無料の展示施設も充実している。 国宝八幡神社から南に3キロくらいのところ。 清々しい緑の中にそそり立つ水圧鉄管と山の中腹に並ぶレンガ造りの構築物、そして斜面に張り付くように伸びる長い階段が印象的な風景である。 明治維新により失業した元藩士たちを救い、東北地方に機織業を興そうと、宮城郡長の菅克復(かん こくふく)が明治15年、「宮城紡績会社」を興したことがそもそもの始まり。 上野・仙台間に鉄道が開通すると、菅は将来電灯が必要になるだろうと発電機とアーク灯を買って紡績機用の水車タービンに発電機をとりつけ、明治21年初めて三居沢の工場内に点灯。 これが日本で最初の水力発電であり、また、電力を工場用に利用したのも三居沢が初めてだったとのこと。これを遠くからみた市民たちは狐火かと恐れ、巡査が駆けつける騒ぎにまでなったそうな・・。 この発電所に隣接して、東北電力の「三居沢電気百年館」が建っている。 誰でも気軽に入場でき、一階は展示ギャラリー、二階が子供の学習コーナー。 発電施設は、この二階のベランダから観ると全容がよく判る。 階段を上っていけるともっと楽しいのだが。 次回、この発電所に隣接する三居沢不動尊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 5, 2009 08:58:41 PM
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