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テーマ:☆仙台☆(1720)
カテゴリ:おすすめスポット
与兵衛沼は、1671(寛文11)年仙台藩士鈴木与兵衛が灌漑用水不足を解消するため私財を投じて造った人工沼である。
伊達家4台藩主藩主綱村公がその功を賞賛して与兵衛堤と名づけた。 与兵衛沼や近くの大堤公園一帯は、風光明媚な小高い丘で、1934(昭和09)年、この一帯は風致地区に指定され、近辺まで住宅団地の開発が進んだにもかかわらず、豊かな樹林が驚くほど残されている。 水辺と森(アカマツ林、コナラ林、雑木林、湿地、ススキの群生地など)の道は、森林浴に最適だ。 沼の周囲は歩きやすく清潔に整備されているが、人工的な匂いがほとんどなく、最高にリラックスできる。 これが住宅地にすぐ隣接しているとは驚き! 沼にはコイ、ヘラブナ、マブナなどが生息しており、釣り人たちのために拵えたのか、ところどころに木の桟橋のようなものが点在している。 さて、この周辺は「台の原・小田原窯跡群」と呼ばれ、古墳時代中期(5世紀代)から現代までの長期間にわたる焼き物の大きな産地だった。 与兵衛沼窯跡は、奈良時代末(8世紀末)~平安時代前半頃(9世紀前半)の窯跡(かまあと)であったと考えられ、ここで生産された瓦は、多賀城や陸奥国分寺、国分尼寺などに供給されたのだそうだ。 ******* 温泉じゃありません。中心部からちょっと外れた和風旅館ですが、ビジネスに利用する方は渋いですねえ・・。 旅館 千登勢屋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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