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テーマ:温泉旅館(5081)
カテゴリ:秋保・作並温泉(宮城)
かつてこの宿は「仙山荘」と名乗っていた。岩松旅館のような高級老舗旅館やグリーングリーン(今はホテルLa楽リゾート)のような郊外レジャーランド型施設の中にあって、公共の宿のような、実に地味なポジションで営業を続けてきた。
長い改装期間を経て、仙山荘は生まれ変わり、「かたくりの宿」を名乗る。 外装こそ変わり映えしないものの、内装や風呂は大幅に現代風で清潔になった。 とくにカフェラウンジなどは今風だ。 「はじめに露天へ」と思い、表示のある通路を進んでいくと、露天専用の脱衣場と洗い場・・あれ?渡り廊下で内湯が見える・・まさか、男女間違えて入ったかっ!と一瞬青ざめる。 戻って暖簾を見ると、まぎれもない男性用の紺。 次に、内湯のほうに進んでみると、今度は内湯からさっきの露天が右側に・・。 なーんだ、繋がってんじゃん! 混雑したときのために入り口だけ分けているのだ。心配して損した・・。 露天は四方を囲まれており、どこにでもありがちな付け足し庭園風呂か、と湯船に腰を下ろすと嬉しいサプライズがあった。 名前は知らないが、「こんもり」とした山が眺められるのだ。 これ一発で、とたんに嬉しくなった。 湯は、湯口から流れていないので一見循環封だが、湯の鮮度を保つためにわざわざ湯船の内側から出しているのだそうな。「単純温泉」だが、作並は「つるつる、すべすべ、すっぴんぴんの湯」を標榜している。 確かに、この湯は上がってからが違う。肌のすべすべ感が明らかに増している。 隣は作並に新しくできた休憩施設「LA SANTA」。 秋保の里センターとこれでバランスがとれた。 作並の植物の種類は千種以上。まさに自然博物館だ。 ***** 作並ならここもオススメ 作並温泉 湯の原ホテル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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