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テーマ:☆仙台☆(1714)
カテゴリ:仙台のラーメン
好調に全国展開しているラーメン店。散歩のときによく通りがかるのですが、いつも看板が派手で、なかなか入る気になりませんでした。
店内は思いのほか広く、カウンターのほか広い小上がりなどもあります。 季節限定メニュー「モンスターラーメン」720円也をチョイス。 HPによれば、 ///////// 特筆すべきは、その超極濃モンスタースープ。特製味噌をベースに、通常の「嵐げんこつらあめん」に使用される背脂の2倍もの量が投じられたのである。ちなみに背脂とは、豚の背の部位にある脂部分。トロトロに柔らかく煮込んだ背脂を小さな粒々状にしラーメンのスープに浮かべることで独特のコクと甘みが味に深みを与えるのである。・・・・またモンスター登場のために新たにアレンジされた太麺。具材では新しくスライスニンニクなども使用となった。 ///////// 私は鬼平犯科帳の古いやつを読みながら待っています。 平蔵は貝柱のかき揚げのそばなどをすすっています。 私も、昼はそういうあっさりした奴でもよかったかなあ・・。 なんて思い始めているところに、モンスター登場。 ・・粂八を見つめた丹兵衛の顔かたちは変っていないのだが、かつて「仏の丹兵衛」などともよばれた平穏な人相は消え果て、あぶらぎった欲望が面にぎらぎらと燃えたっている。・・・ いただきまーす。箸たての箸がぎっしり詰まっていて、なかなか抜けないー。 うむ・・、新たなアレンジという麺は極太で弾力すこぶる強し。麺自体にうまみがあります。 スープが強いのでこの太さじゃないと合わないのは、よくわかります。 チャーシューは極薄で写真と違います。ベーコンみたいにカリカリしてます。 背油2倍とニンニクスライスの投入されたスープが凶悪にどろどろです。そこに、写真のカメに入った激辛ニラをちょっとぶち込む。 ・・「それっ!」 与力・天野甚造の声で、小者の一人が掛矢をふるって表戸を叩きこわした。この物音が起こるや、闇を縫って押しつめて来ていた川越人足たちが、いっせいに高張提灯をかかげ、「わあっ・・」 閧の声をあげる。 「手向かえば、かまわず斬れ!!」・・・ 私も鬼平気分になりながら、夢中になってこの悪党と格闘しました。 スープをすすると大量の背脂がぶつぶつぶつぶつと喉を滑りおちてゆきます。 こ、こやつ、てこずらせおるわ・・。 //////// (現実に戻る)・・しかし、食べおわってみると、案外後味がよかったです。 普通の濃厚ダシラーメンとは異なり、いやらしくない。 私がありがちな超濃厚ラーメンを好かないのは、いったい何の味を美味しくするためにダシを使っているかわからなくなるからですが、これは「本籍・味噌ラーメン」は忘れていない。どこか正統派みそラーメンのたたずまいも外していないのです。これは立派なこと。 ・・ でも・・それはそれ。2日にいっぺんも食べたらメタボまっしぐらでしょう。夜はバナナ1本にしておくか・・。 ★★★★ 新装版 鬼平犯科帳(二) 1巻 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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