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カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
この日はどうも不作だった。
最近覚えた「個室休憩の術」を使って、「瀧嶋」を本拠に、4箇所は入浴してまわろうと勇んでクーポンを買ったのだが、岡崎荘(誰も出ず)、東川原湯(土日は断っていると言われた)、登良屋(受け付けていないと張り紙)と三タテを食らってすっかり意気消沈してしまった。 これは河岸を変えなければならぬ! 私は瀧嶋の、当たりの強い風呂で頭をさっぱりと切り替え、中山平で一泊することに決めた。 ちょうど通りかかった扇屋向かいの「金中観光」という案内所に飛び込み、「らどんか、三之亟湯に泊まれませんか」と当日宿泊を当ってもらった。 ここの女性主人?はなかなか素敵な人で、対応がてきぱきとしていた。 ネットで予約するのもいいけど、こういう風に案内所で希望だけ伝えてさがしてもらうのもいいものだ(人によるけど)。 らどんは旧館ならOK。 トイレ共同一泊二食付6950円(込込)。 安いっ!! 「それでお願いします」と飛びついたら、「いえ、一応三之丞もあたってみます」と聞いてくれた。あいにくそちらは満室だったが、選ばせてくれる配慮のようだ。 おお、鳴子でこのような気のきいた接遇にあずかるとは信じられない。 「お部屋は今からでもいいそうですよ」・・ってまだ12時なのにいいんかい! 「ふっ・・俺にも運が向いてきたぜ」という気分になった。 しかしせっかくとった瀧嶋の部屋1750円を無にするのもナンなので、ごろりとひと寝入りしてから中山平を目指した。 2009鳴子らどん温泉 遠景1 posted by (C)オフミ 遠い日には自分とは無縁と思われたラドン温泉・・・、ついに一線を越えて・・・宿泊客となるのか・・・ 非常に感慨が深いものがあった。 駐車場を見ると、すでにしてラドン温泉本館と東蛇の湯の間を行き来している大量の高齢者および超高齢者の方々が目に入った。 私は意を決して玄関をくぐった。 ・・つづく。 ////////////// 鳴子・中山平温泉 旅館 三之亟湯(さんのじょうゆ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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