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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:ユーミン解説
床嘴さんのオススメ曲である。
私の解釈ではこれは現代版「上を向いて歩こう」である。 断じてそーゆー曲だ。だから歌もうますぎない方がいい。 Reimy版のほうがいいという向きもあるが、そうかな? 私はユーミンオリジナルの方が「純」な感じがして断然好きだ。 この曲、隅々までよくできていると思うのだが、とくに歌詞のなかで 小さく咳きこんだら目の前がにじんだたそがれ というシーンが素晴らしい。その後のサビ前のシンセの不安定な音階も冴えている。 中間、サックスのソロ。これはこれで良いが、ライブでのマーチング・ドラムが入るアレンジの方がすっきりする。 この曲、どことなく決然としていないといかんのだ。 今は痛みだけが真心のシルエット というフレーズもかなりだ。これはいうまでもなく2巡目の「今ではあなただけが青春のリグレット」と対応させるために「組み立てた」フレーズなのだろうが、制約がよりよき芸術をつくるのお手本だなあ。 YouTubeでどうぞ ////////// 東芝EMI 松任谷由実/DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)/松任谷由実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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