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カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
鳴子の「小花」は、駅方面から「滝の湯」に向かう途中にある小さな蕎麦屋。
ここはなかなか真面目な蕎麦を出すので、ときおり立ち寄ります。 家族で来ていて、「登良屋」で食べようと思ってテーブルにまでついたのですが、あまりに客が多くて、店がパニックを起していました。 テーブルの上には、前の客の食べ残しの丼とかあるのに、おばあさんは奥に入ったっきり出てこない・・。 周りを見回すと、客は、誰も品物にありついていない様子です。 「また犠牲者が入ってきやがった・・」 そんなギラギラした目をしています。 二人組みが、しびれを切らしたようにして、厨房に歩いていって、 「あの~、鴨なんばん二つ・・」 ・・・いかん!注文すらとってない! ・・・ダミだこりゃ! 小花なら、なんとかなるのではないか・・私はとっさにそう思いました。 店の人たちが全員てきぱきしているので、どれだけ混んでいてもまずは心配はないとみたのです。 速攻で、小花に移動。 案の定、店内は満杯でしたが、2階の座敷に通されて、かえって窓から外なども眺められ、ゆったりできました。 私は天ぷらそば1000円也を注文。ここは値段の割りに天ぷらが多く食べがいがあるのです。 やはり、注文したものがすぐ出てきました。 私の判断は正しかった・・。ただし、家族の食べた「冷とろろ」のほうは、とろろが多すぎて美味くなかったそうです。 どうしてこう、多少のことに目をつぶって美味しくたべれないのだろうか、 と不快に思いました・・が、ふと、私は自分が鄙の宿お一人コースを重ねているうちに、ずいぶんと「ほめ上手」になってしまっていることに気が付きました。 今、小学生に戻ったら、「協調性・A」でありましょう。 /////////////////////////// 鳴子温泉 大正館<宮城県> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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