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カテゴリ:蔵王温泉(山形)
どさん娘ラーメンはやってるわ、民宿はやってるわ、ジンギスカンはやってるわで、一軒でなにかと忙しい店だ。
それにしても民宿部門の、一泊素泊まり3500円というのは安い。 今度、娘のイギリス留学時代の友達が2人、低予算旅行で東北に来るらしいのだが(一泊3000円!)、ここなんか推薦できるのではないか。 でもやっぱり風呂は温泉のほうがいいやな・・。 昼は図らずも、味のない冷やしラーメンを食べてしまった私。 今度はどことなく味がはっきりしたものを口にしたいという欲求が体の芯に感じられた。 よし、「一人ジンギスカン大会でどうやっ!」と心に決めた(なぜ)。 そう決めると心が急いて、泊まり先から一番近い店に飛び込んだ。 たまたま、客は誰もいなかった。 ううっ、これは昼の悪夢の再演かっ?何度失敗すれば成長するのか俺はっ! 私はふーっと冷静にかえった。 ・・なんで「どさん娘ラーメン」でジンギスカンなのだ。 北海道の娘とモンゴル帝国に何の関係もないじゃないか。 いや、そういう問題ではなく・・。 まあ、引き返すわけにもいかず、私は決然と初志を貫徹した。 1300円也! 本棚にあった古い「こち亀」を読みつつ待つこと5分。 しかし、出てきたセットは、なかなかどうして。 これで、一人前。 よく牧場などで食べると肉がぱさぱさしてたりする時があるが、ここの肉は見るからにもっちりしている。生肉だろう。また、ボリュームがすごい。 ずっしりコクのあるたれがうまい。野菜はたっぷり。 温泉効果か、ご飯がどんどん進む。 それにしてもだ。 テーブルにデーンとでかいセットを置いて、一人でジュージューやりながら、「こち亀」を読んでいる自分。 う~む幸せじゃ。・・だけど、他に客がいなくてかえってよかったなと、どこかで思っている。 ラーメン屋さんにして、このジンギスカンの充実ぶりは、どうだろう。地域のジンギスカンにかける情熱が強く、ヘタなものを出しては生きていけない、そんな感じになっているのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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