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カテゴリ:蔵王温泉(山形)
さて、この旅館のメイン浴場である「長寿の湯」は、脱衣場から一段降りていく「源泉風呂」と樽の露天風呂に分岐する。 この「源泉風呂」のほうは、浴室、浴槽ともに木をふんだんに使ったいかにも蔵王らしい雰囲気に満ちている。 湯の濃さも申し分ない。 樽の露天は、よしずを張って外からの目をふさいでいる分、こちらからも何も見えない。 樽風呂や壺風呂のたぐいはあまり好きではないので、こちらは遠慮する。というよりその体力を内湯に費やしたい。 (なお、ついでにいうと、足湯も好きじゃない・・・) この旅館の宿泊人数の大部分は、こちらのほうで吸収するのだろう。 ただ、おおみや旅館でも感じたが、旅館のキャパからみると風呂の収容人数は不足気味である(いくつか貸切風呂などもあるのでそちらで吸収しているのかも)。 これでは宿泊客と湯めぐりがオーバーラップしたのではもたなくなるだろう。 なかなか日帰りで入りにくいというのもわかるのである。 むしろはじめから、12時から2時まで、とハッキリ決めておいてもいいくらいだ。 古い蔵のようなものがあったり、ロビーに皇室のお成りのときの写真が展示されているなど、蔵王随一の格式を感じさせる。 また、接客も一人一人非常にきちんとしており、かなり厳しい社員教育がなされているんだろうなあ・・と思わせる。 この品よく小じゃれた感じ・・ここはとくに女性に好まれるだろうな・・と感じた。 新婚さんでも、老夫婦でもいいが、宿泊で同行者の機嫌を損じたくないシーチュエーションでは、この宿を選ぶことが最良の選択と思われる。 いや~ここは来てみないとわからないだろうなー。この風格・・。 一度はおいで下さい。かなりのオススメ旅館でした。 ////////////////////// 蔵王温泉 深山荘 高見屋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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