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カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
蔵王と鳴子、どちらも日本を代表する素晴らしい温泉ではあるが、どっちが私にとって凄い温泉かを考えてみました。
鳴子のよさは、その泉質の多様さではないでしょうか。 硫黄、重曹、炭酸水素、塩化ナトリウム、チトリウムなど・・。 蔵王の湯というのは、凄いパンチがあるのですが、どの旅館に行っても、基本同じなのです。 濃い薄い、新鮮かそうでないかなどの多少の違いはあっても、成分はまず同じ・・。 したがって、入浴感が累積してきます。 宿ごとに泉質が劇的に異なり、宿を替えるごとに入浴感がリセットされる鳴子系とは、そこが決定的に違います。 実力そのものはいい勝負ではありますが、湯めぐりをしていくと、どうしてもそこのところが気になってくるんですね・・。 もちろん、鳴子にはまた、旅館の存在自体がかなりユニークなところが多いというのも魅力です。 (田中、中野、高友、初音・・) ただ、一湯目のガツンとくる感じは蔵王ならでは! PH1台の強酸性の湯がパワフルなのはいくら強調してもしすぎることはないでしょう。 また、高山ならではの自然の豊かさ、空気のうまさ、温泉街を歩いての清清しさは、蔵王ならではです。 仕事のストレスがたまって、自然の中で頭を真っ白にしたいときは蔵王、ポジティブになっていて、いろいろと湯めぐりを楽しみたいというときは鳴子、そんな風に無意識に使いわけしている気がします。 さて、この一般民家になっている廃業旅館はなんでしょうか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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