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カテゴリ:遠刈田・鎌先・小原温泉(宮城)
遠刈田温泉では、「いろはや」が最近廃業してしまったので、同規模のあずまやさんに足が向くようになった。
1~2年前、一度道路側の壁面を派手に取り壊していたので、廃業かっ!と思ったら、フェイスリフトして再開していた。使わない部屋を整理したのかもしれない。 ここはフロントを年配のおやじさんが守っており、いつ行っても非常に愛想がいいのは嬉しい。 そう言えば先日、同じ遠刈田温泉の○沼旅館に行って湯めぐりの手型を出したら、「お湯がたまってません」とだけ言われて、「どのくらい待てばたまるのですか」と訊ねると「かなり、かかりますね・・」 なんとなく入れたくない雰囲気。 これじゃ、客商売をする資格がないのである。 当方、とびきりの上客とまではいかないまでも、ちゃんとした身なりのリーズナブルな客だ(のはずだ)。 湯めぐりを歓迎しないのなら、はじめから名前を連ねるな、といいたい。 また、準備ができていないのなら、玄関前にそう表示しておくべきだ。 玄関まわりの雰囲気などはなかなかいい感じだっただけに、その応対は実に残念だった。 さて、その点ここのおやじさんは非常にいいのであった。 「さあさあ、ごゆっくりどうぞ。」 この一言が嬉しいのである。 共同源泉からの引き湯ではあるが、源泉位置はすぐ近く(温泉神社わき)であり、泉質の劣化の心配はない。湯温が高いため加水はしているが循環はまったくしておらず、ざあざあとかけ流している。 湯口に堆積した成分を眺めるのがいつもながら楽しみである。 あずまやさん、「お世話様でした」と声をかけると、「気をつけて行ってらっしゃいませ~」と送り出してくれた。 いつも言うのだが、イモ洗いの神の湯などより、こっちでゆったり湯浴みするほうが、断然いいと思う。 こういう小旅館での日帰りのよさをもっと多くの人に知っていただきたいものだ(青根のじゃっぽの湯も同じ)。 なお、ちょっと人けは多いが、眺めのいい露天風呂とゴロ寝どころが付いている三治郎もオススメではある。 遠刈田温泉 旅館 三治郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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