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名取市閖上では、名産品の赤貝を使った「赤貝丼」を目玉とした地域おこしを図っています。
2008年2月の記事ですが asahi.com.「ココミ口コミ」より //////////////////////////// 赤貝丼、幻の名物は5店で1日5食が限界 日本一の呼び声も高い宮城県名取市閖上(ゆりあげ)の赤貝。これを地域おこしの目玉にしようと、商工会や漁協が協力し、地元の飲食店が「閖上の赤貝丼」を売り出し始めた。ただ、水揚げが少ないためメニューに載らない日もある。一店舗あたり一日5食が限界の「幻の名物」だ。 ・・・・・・「地元が誇れる名物を作りたかった」。名取市商工会閖上地区長の伊藤喜光さんは、昨年夏から漁協や地元飲食店らと赤貝を使った名物づくりの話し合いを重ねてきた。焼いたり蒸したり揚げたりといろいろ試してみたが、結局は「生が一番」と決まった。 ・・・・近年水揚げ量は減少の一途。県漁協閖上支所によると、昨年の水揚げは約20トンと10年前と比べると10分の1程度に減っているという。水質悪化や採りすぎなどが原因とみられている。 ・・・・・地元のすし屋や料理屋5店で出されている。料金は赤貝8個をたっぷり使って1人前2100円といったところだ。ただ、漁が行われるのは月に10日程度。水揚げがなく出せない日もある。赤貝丼がある日は各店先に「ゆりあげの赤貝どん」と書かれた赤いのぼりが立つ。 //////////////////////////////// 仙台の「づけ丼」に名取の「赤貝丼」。 松島の「かき丼」というのもありましたっけ。 「丼王国・宮城」という新しい旗印もできそうな気がします。 さてこの名物丼、どこで食べようかと思いましたが、20年ほど前東京から親戚が来たときに魚市場の前の「若草寿司」さんで食べておいしかった記憶がよみがえりました。 店構えも、それほど変わっていません。やはり店選びはご縁を大切にしたいものです。 お店の親方、娘さん?はとても感じがよく、すぐに打ち解けることができました。 赤貝丼とは、たんに赤貝の刺身が乗る丼が単体で出るのではなく、サブが二品付きます。 これで2100円、それがこの地域での決め事のようです。 ヒモと湯がいた赤貝のワタを、ゴマ油であえたもので、薬味はさらしネギ。韓国の海鮮のような味わいです。 う、うまい・・。 もうひとつは、マグロのステーキですが、これは食べ応えがあります。 こういってはマグロに失礼ですが、コラーゲンの固まりが入っていたり、噛み応えなども「牛テール」のようなうまさ、食感があります。 こういうマグロは食べたことがありません。 さて、赤貝丼ですが、この貝の色艶、盛り上がりを見てください! 口にいれると、コリッと軽い歯ごたえが心地よく、潮風が口中に吹き渡ります。 しばらくぶりだな~こういう貝の味は・・。 いっしょに乗っているスズキの白身もいい塩梅です。この透明度。 食後、親方と雑談をしたのですが、親方、休日はよく遠刈田温泉に行くのだそうです(笑)。 遠刈田で広いお風呂に入ってごろりと休憩というコースなら三治郎がいいですよ、と教えて差し上げました。大きなお風呂がお好きなようなので、ついでに、鳴子なら「鳴子ホテル」ですよ、とも情報を差し上げました。 次に温泉談義をするようなことがあったら、もう少しマニアックな宿もお教えしちゃおうかな・・。 赤貝は最近価格高騰により、一番玉、二番玉といわれる上級品はみな東京にいってしまうのだそうな。 閖上は、にぎわうのは海水浴シーズンだけで、昔のような活気はなくなってしまった、本当に静かなもんです、と嘆いておられました。漁港を背負って、これだけ本格の寿司屋さんが多くあるのだから、塩釜のような寿司の地域ブランドがもう少し形成されてもいいのにな、と思いますね。 「寿司といえば閖上」、そういうPRをもっとじゃんじゃんやってもいいですね。それから海を眺めるスポットを確立することも重要。 この寿司屋さん、いいお店ですのでどうぞお立ち寄りくださいね。 名取市閖上4-15-10 022-385-0818 月曜定休 (赤貝丼は、事前に確認されたほうが無難) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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