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カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
なんの変哲もない、(というか若干寂れぎみに見える)定食屋さん。
しかし、東鳴子では、なにげに名店だったりする。 カツ丼がうまいという。 お兄さんが一人でやっているから、自炊宿に出前すると、無人状態になる・・。 ほかのブログなどでの情報では、このようなお店らしいです。以前から訪ねてみたかったのですが、先日やっと実現しました。 先客がいました。 昼間なのに、男二人がビールとか焼酎を飲んでいます。一人が60台前半、もう一人が50台前後でしょうか・・。 雰囲気としては地元の常連さんのようです。 地域の温泉街振興に関して熱く語っておられます。 店の中は何の変哲もない・・というより、テーブルといい椅子といいどことなく雑然とした古びた雰囲気もあります。 通常はこういう店は、味のほうはあんまり・・というのが常なのですが、はたしてどうなることやら。 若いお兄さんが一人でまわしているというのは本当でした。 チャーシューメンを注文しましたが、なかなかできてきません。 「おーい、俺たちのは後でいいからね」 常連さんが気を遣ってくれました。 手持ち無沙汰にしていると、話しかけられました。 「すみません、あんた、こないだのアートフェスで、漫画家さんと一緒に来たカメラマンじゃないですか」 「・・いえ、仙台から来たんです」 「ああそう、いや、似ていたもんだから」 カメラマンに間違えられたのは初めてですが、まあそう悪い気もしません。持っているカメラを見てそう思ったのでしょうが、酔ってますねお父さん。 カメラは安物だし、なにより初心者ですよ!(笑) チャーシューメンは、ぱっと見ツユも少ないし見栄えはしないのですが、 一口食べて、その味のいいのに少し驚きました。 まず、スープにどっしりとした「こく」と懐かしいような甘みがあります。 麺は手打ちに近い食感。 そして、薄切りのチャーシューのやわらかくてジューシーなこと。 一言で言えば、「丁寧に作った味。」 この味なら、何度でも来たくなります。 今度は坦々麺を注文してみようかな。 /////////////////////////// 鳴子温泉郷川渡温泉 湯あみの宿 ぬまくら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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