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カテゴリ:よもやま話
5月2日、まだ遠い先だと思っていた仙台公演の日が、いつのまにか来ていました。
ずっと寒い春が続いていたのですが、このGWに合わせてくれたように陽気が仙台にもめぐってきて・・分厚い格好をしているのは私だけに(笑)。 なーに夜になったら、寒くなるのさ、と強がっていたのですが、まったく温度は下がらない。 どうやら大きくしくじったようです。 なぜ冬から急に夏模様になるのでしょうか。 (この陽気は、GW中ずっと続きましたね) さてコルテオですが、シルク・ド・ソレイユが仙台に来るのは「ドラリオン」以来2度目。おそらくこの会場には東北じゅうから客が集まっているのでしょう。 大きな仮設テントです。数週間をかけて設置し、公演終了後はまた移設します。 巨大な組み立てキットのようなものです。 (コンパクトカメラの設定が悪いのか、全体に写真がピンボケです) 円形ホールの真ん中を横断するようなかたちで長方形のステージがあり、ドーム型の天井には、アーチ型に吊り道具の高度な機材がびっしり設置されています。 これがすごい!テントと機材が一体設計されているものです。 劇団四季など、最新のテクノロジーを使う演劇では、プロセニアムの内部にまるごと機器を持ち込んで埋め込むと聞いていますが、これはかなり最新鋭、精密なもの。 ディレクター兼統合オペレーターのような方が空中で操作しています。 幕はステージをはさんで両側についていて、閉まった状態でも向こう側の客席の様子も薄ぼんやりと見えます。なんとなくこの状態での雰囲気は、ディズニーランドの「カリブの海賊」を思い出しました。 開幕前、役者さんたちが客席に来て、ショートパフォーマンスをしてくれます。これも徐々に会場の雰囲気をコルテオの世界にしていく演出。 本番が始まっても、しばらく幕が開かないのでもしかしてこのまま観るのか?などといたずらな不安を抱きました。もちろんそれはアホな心配でした。 私の席はステージの一番前なので、臨場感があるなどというものではなく、頭の上を実際に人が飛び交っております。 落ちてきたら怖いなあ・・と思ったのは私だけではありますまい。上戸彩ちゃんもそうコメントしてましたし(笑)。 一番前というのはマットからのホコリまで飛んでくる場所です。 ときおり出演者の男女で交わす目配せや「あっ指先くじいちまったぜ」という表情までが見てとれ、ふつうの観客とちがう視点で観劇してしまっている可能性があります(笑)。 シルク・ド・ソレイユというのは平たくいえば芸術を高度に取り込んだミュージカル風サーカスです。 とくに凄いなと思ったのは、「ティーターボード」と呼ばれるアクロバット。シーソーを使って高くジャンプし、空中で回転、捻りなどを入れて同じ場所に着地する演目ですが、かなり高度な技とみました。 クラシックの旋律とラテンのパーカッシブなリズムを融合させた音楽も堪能しました。 座席の後ろにはキーボード奏者が、ステージの向かいにはピエロの姿をしたドラムがナマで演奏しています。 カール・パーマーの100倍は上手です(笑)。 会場内にはスポンサーのダイハツから、コペンの展示が。値段を見ると200万円弱。 軽スポーツカーとしてはかなりプレミアムな値づけです。 外にでて、「何をたべて帰るかね」と聞くと家族が 「番丁ラーメン」(笑)。 オイオイ・・。 そりゃ、うまいけど、コルテオ観劇したあと番丁はねえだろう・・。 ということでパルコ9階の中華料理屋にしました。 私のは、「赤いトマト坦々麺チーズ」という野心作を。 味は・・水準作でした(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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